体重計に乗るたびにスマホを開くのが、地味に面倒くさい。
僕はずっとそう思っていた。せっかく体脂肪率も筋肉量も測れる体組成計を持っているのに、詳しい数字を見るには毎回アプリを起動しないといけない。忙しい朝にそれをやるのは、正直続かない。
そんな僕が「これは面倒くさがりの救世主かもしれない」と注目したのが、Ankerのスマートホームブランド「Eufy」から出ている体重体組成計、Eufy Smart Scale P3だ。
最大の特徴は、本体に3.5インチのカラーディスプレイが付いていること。乗るだけで体重や体脂肪率、筋肉量といった主要な結果がその場で確認できる。アプリを開かなくていい。この一点だけでも、僕みたいなズボラ人間には刺さる。
さらにWi-Fiにも対応していて、測定データは自動でアプリに記録される。手入力の必要がなく、長期的な変化をグラフで追える。乗るだけで測定と記録が完結する体組成計、というわけだ。
この記事では、Eufy Smart Scale P3で測れる16項目、カラーディスプレイの実力、アプリの使い勝手、家族での使いやすさ、そして実際に使っている人たちのリアルな声まで、正直にレビューしていく。良いところも、ちょっと気になるところも包み隠さず書くつもりだ。
なお、この記事はメーカー公式の製品仕様をもとにまとめている。本製品は医療機器ではなく、体重以外の測定値は独自の推定式による参考値であることは、先に断っておく。
- Eufy Smart Scale P3ってどんな体重計?
- Eufy Smart Scale P3の基本スペック
- 16項目もの体組成データが測れる
- 3.5インチカラーディスプレイが本当に便利
- デザインと設置性を正直にレビュー
- 測定精度と正しい測り方
- Wi-FiとBluetooth接続をレビュー
- 専用アプリの機能をレビュー
- 外部ヘルスケアサービスとの連携
- 家族での使いやすさをレビュー
- シンプルモードについて
- Eufy Smart Scale P3のメリット
- Eufy Smart Scale P3のデメリット・注意点
- Eufy Smart Scale P3がおすすめな人
- Eufy Smart Scale P3をおすすめしにくい人
- まとめ:面倒くさがりほど恩恵が大きい一台
Eufy Smart Scale P3ってどんな体重計?
Eufy Smart Scale P3は、Ankerのスマートホームブランド「Eufy」の体重体組成計だ。シリーズの中でも、カラーディスプレイと豊富な測定項目を備えた最上位モデルにあたる。
仕組みはシンプルで、本体に乗るだけで体重を測り、素足で電極部分に触れることで体組成を推定する。測定方式は、一般的な体組成計でも広く使われている生体電気インピーダンス法(BIA)だ。
体に微弱な電流を流し、その抵抗値と、登録した身長・年齢・性別などの情報を組み合わせて、体脂肪率や筋肉量などを算出する。測定結果は本体のカラーディスプレイに表示されるほか、専用アプリにも保存される。減量、増量、運動習慣の管理と、目的を問わず使える一台だ。
発売は2023年7月。少し前のモデルだが、公式サイトでも現役で販売されており、今でも「アプリを開かず数字を確認したい」層に根強い人気がある。
Eufy Smart Scale P3の基本スペック
まずは公式仕様を表でまとめておく。
| 商品名 | Eufy Smart Scale P3 |
| 製品型番 | T9150(ブラック:T9150N11/ホワイト:T9150N21) |
| 製品タイプ | 体重体組成計 |
| 測定項目数 | 16項目 |
| ディスプレイ | 3.5インチカラーディスプレイ(320×480ピクセル) |
| 計量範囲 | 3~150kg |
| 最小表示 | 3~5kg:50g/5~75kg:100g/75~150kg:200g単位 |
| 計量精度 | 3~5kg:±50g/5~75kg:±100g/75~150kg:±300g |
| 通信方式 | Bluetooth 5.1/Wi-Fi(2.4GHz帯のみ) |
| 電源 | 単4形アルカリ乾電池4本 |
| 本体サイズ | 約32.5×32.5×2.6cm |
| 重量 | 約1.9kg |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| 複数ユーザー | 登録人数の制限なし |
| 赤ちゃん・ペット測定 | 対応 |
| 公式販売価格 | 9,990円(税込・記事作成時点) |
| パッケージ内容 | 本体、単4形アルカリ乾電池4本、取扱説明書 |
一般的な体重計と比べると本体はやや大きめだが、その分、両足を安定して乗せやすい。単4形乾電池が最初から付属しているので、充電を待たずに購入後すぐ使い始められるのも地味にありがたいポイントだ。
16項目もの体組成データが測れる
Eufy Smart Scale P3で確認できるのは、次の16項目だ。
体重/体脂肪率/BMI/水分量/基礎代謝量/内臓脂肪/体脂肪量/除脂肪体重/骨量/筋肉量/心拍数/タンパク質/体内年齢/骨格筋量/皮下脂肪率/ボディタイプ
体重やBMIだけでなく、筋肉量、骨格筋量、体脂肪量、皮下脂肪率などをまとめて記録できるのが強みだ。
ダイエット中って、どうしても体重の増減だけに一喜一憂しがちだ。でも、体重があまり変わっていなくても、体脂肪率が下がって筋肉量が増えている、というケースは普通にある。複数の項目を見ておくと、体重計の数字だけでは分からない体の変化に気づける。これは実際に使ってみると想像以上にモチベーションになる。
ただし、ここは正直に書いておく。体重以外の項目は直接測っているわけではなく、生体電気インピーダンス法と登録情報から算出した推定値だ。水分量、食事、飲酒、運動、入浴、測定する時間帯によって数値は普通に変動する。1回の結果だけで判断せず、同じ条件で継続的に測ることが大事だ。
ちなみに、実際に使っている人からは「16項目も測れるけど、結局は体重・体脂肪率くらいしか意識しないことも多くて、多機能すぎるかも」という声もある。これは僕もちょっと分かる。全部を毎日凝視する必要はなくて、自分が気にする2〜3項目を追いつつ、たまに他の項目も眺める、くらいの付き合い方がちょうどいい。
3.5インチカラーディスプレイが本当に便利
スマホを開かずに結果を確認できる
このモデルの一番の魅力は、やっぱり3.5インチのカラーディスプレイだ。
体重だけを表示する普通の体組成計と違って、体脂肪率、筋肉量、BMI、心拍数など複数の結果を本体の画面で確認できる。毎朝の忙しい時間にアプリを起動しなくても、乗るだけで主要な数字が見える。この「乗るだけ」の手軽さが、測定を習慣にするうえで効いてくる。
タニタの体組成計から乗り換えた人が「これまではスマホのアプリから体重計を起動して測る必要があったけど、Eufyなら乗るだけでOK。変化はディスプレイに表示されるし、数値はWi-Fi経由で記録される」と語っていたが、まさにこの体験が本製品の核だ。白黒の小さな液晶と比べて文字やアイコンも判別しやすい。
表示する項目をカスタマイズできる
本体ディスプレイに表示する内容は、アプリから変更できる。
測定後にまず表示される「概要」では、13の指標(BMI、基礎代謝量、体脂肪率、体脂肪量、筋肉量、骨格筋量、除脂肪体重、水分量、心拍数、骨量、タンパク質、内臓脂肪、皮下脂肪率)の中から最大3項目を選べる。減量重視なら体重・体脂肪率・BMI、筋トレ重視なら体重・筋肉量・骨格筋量、といった使い分けができるわけだ。
さらに「変動」データでは、前回からどう変わったかをグラフで表示できる。体重・体脂肪率・筋肉量など最大7つの変動グラフを、本体を足でタップしながらページ送りで確認できる。スマホを触らずにここまで見られるのは、正直かなり快適だ。
ユーザー名やアイコンも表示される
本体が測定者を認識すると、ディスプレイにユーザー名とアイコンが出る。家族で共用するとき、誰のアカウントに記録されるのかが一目で分かる設計だ。
体重が近い家族がいると自動認識できないこともあるが、その場合は本体表面を片足で軽くタップして、正しいユーザーを選べばいい。
デザインと設置性を正直にレビュー
高級感のあるシンプルな見た目
カラーはブラックとホワイトの2色。表面はシンプルで、電極部分が目立ちにくいデザインになっている。洗面所や寝室に置きっぱなしでも生活感が出にくく、インテリアに馴染む。ガラストップの質感もあって、「体重計」というより「小さなガジェット」に近い雰囲気だ。実際、「デザインが良いので、今まで脱衣所に置いていたのをリビングに持ってきた」というユーザーもいた。
本体の厚さは約2.6cmで、家具の隙間に立てて収納することもできる。
やや大きめなので置き場所は要チェック
一方で、正直に書くと本体サイズは約32.5cm四方とやや大きめだ。踏面に余裕があって足を乗せやすいメリットの裏返しで、狭い洗面所だと設置スペースを取りやすい。購入前に置き場所のサイズは測っておいたほうがいい。
それと、正確に測るには毎回「硬くて平らな床」に置く必要がある。カーペットや柔らかいマットの上だと測定値に影響が出る。ここは後の精度の話でも触れるが、地味に重要なポイントだ。
防水仕様ではない
これは注意点。Eufy Smart Scale P3は防水仕様ではない。浴室内で使ったり、シャワーや入浴後に濡れた足で乗ったりすると、故障や転倒の恐れがある。洗面所に置く場合も、水が直接かからない場所を選ぼう。表面が汚れたら、水をかけず柔らかい布で拭き取ればいい。
測定精度と正しい測り方
体重は範囲に応じた単位で表示
計量範囲は3~150kg。5~75kgまでは100g単位、75~150kgまでは200g単位で表示される。3~5kgの範囲では50g単位だが、この範囲を測るには一度5kg以上のものを乗せて本体を起動させる必要がある。
成人の体重管理では100gまたは200g単位になり、日々の増減を追うには十分だ。ちなみに公式仕様上、体脂肪率は0.1%単位、筋肉量は0.1kg単位で表示される。
なお、同じ時間帯でも食事・水分・衣服・排せつで体重は変わる。数百グラムの短期的な変動に振り回されず、数週間から数か月の傾向を見るのが正解だ。
「体重がズレる」という口コミの正体
口コミを見ていると「体重が大きくズレる」という声がちらほらある。ここは気になる人も多いと思うので、掘り下げておく。
あるユーザーは2か月間毎日測って、一度だけ1kg以上ズレた経験があったそうだ。原因を探ったところ、フローリングの凹んで少し斜めになっている場所に体組成計を置いていたことが分かった。置き直して水平を確認したら、直近の数値とほぼ同じ値で測れたという。
つまり、精度の問題というより「置き方」の問題であることが多い。硬く平らな床に、水平に置く。素足で乗り、測定が完了するまで動かない。この基本を守れば、家庭用としては十分な精度で測れる。
毎日同じ条件で測るのがコツ
体組成の推定値を比較するなら、できるだけ同じ条件で測るのが鉄則だ。おすすめは起床後やトイレの後など、毎日決まった時間帯。激しい運動、食事、飲酒、入浴、サウナの直後は体内の水分状態が変わりやすく、体脂肪率や筋肉量の推定値に影響する。
心拍数の測定は最初オフになっている
ちょっとした注意点。心拍数の測定機能は、初期状態ではオフになっている。
これは、心拍数を測ると測定時間が通常より10〜15秒ほど長くなるためだ。体重やその他のデータだけをサッと測りたい人には、その待ち時間が長く感じられる。だからデフォルトでオフ、というわけだ。心拍数を記録したい人は、アプリの「アカウント」→デバイス→「心拍数」からオンにできる。
実際、心拍数をオンにして使ってみたものの「体重計に乗る時間が長くなるので、数日で戻した」というユーザーもいた。心拍数はスマートウォッチでも測れるし、体重測定中の心拍数より運動中の心拍数のほうが気になる、という判断だ。このあたりは自分の使い方次第で選べばいい。なお、本製品の心拍数は健康管理の参考値であって、医療的な診断に使えるものではない。
Wi-FiとBluetooth接続をレビュー
Wi-Fiならスマホが近くになくても記録できる
Eufy Smart Scale P3の隠れた主役が、Wi-Fi接続だ。
Bluetoothだけの体重計だと、測定時にスマホを近くに置いてアプリを起動しないとデータが同期できないことがある。でもこの製品はWi-Fiに接続しておけば、スマホが近くになくても測定データを保存できる。次にアプリを開いたときにデータが反映される仕組みだ。
これ、体感するとけっこう革命的で、毎朝スマホを持って洗面所に行かなくていい。乗るだけで測定も記録も終わる。この「面倒くささゼロ」が、続けられるかどうかを大きく左右する。「乗ればそのままヘルスケア連携してくれるのが便利すぎる」という声も、まさにこの部分だ。
2.4GHz帯のWi-Fiに対応
対応するのは2.4GHz帯のWi-Fiだ。5GHz帯だけの環境だと初期設定ができない可能性があるので、ルーターの設定を確認しておこう。初回登録ではスマホのBluetoothも使う。アプリの案内に従ってBluetooth接続したあと、Wi-Fi情報を登録する流れだ。
専用アプリの機能をレビュー
専用アプリ(EufyLifeアプリ)では、16項目の詳細や過去の履歴を確認できる。本体ディスプレイは主要な数字をサッと見るのに便利だが、長期的な傾向や各項目の詳しい説明を見るにはアプリが必要になる。
グラフで体の変化を追える
体重、体脂肪率、筋肉量などの推移をグラフで表示できる。週に3回以上測ると、週間・月間レポートも作られる。運動や食生活を変えた時期と数値の変化を並べて見れば、自分の習慣を見直す材料になる。
目標体重・体脂肪率を設定できる
アプリでは目標体重、目標体脂肪率、目標達成日を設定できる。進捗状況が見えるので、ダイエットや体づくりを続けるモチベーションになる。表示されるアドバイスはあくまで参考情報で、病気の診断・治療・予防の根拠にはならない点は押さえておこう。
3Dモデル「U-Body」に対応
測定結果をもとに、体の変化を3Dモデルで確認できるU-Body機能を搭載している。数字やグラフだと変化を実感しにくい人でも、見た目のイメージで把握しやすい。あるユーザーは「体重の数字だけだと現実味がないけど、3Dモデルだと”自分はこんな体型なんだ”と強制的に直視させられる」と語っていた。良くも悪くも、現実を突きつけてくるわけだ。ただし実際の体をスキャンして作るものではなく、入力情報と測定結果から生成されるイメージである点は理解しておこう。
9種類のボディタイプ
体脂肪率と筋肉量をもとに、体を9種類のボディタイプに分類する。標準的、筋肉質、痩せ型、運動不足など、自分がどんな傾向にあるかが分かる。これもEufy独自の指標で、医学的な診断ではない。運動や食生活を考えるヒントとして使おう。
アプリの出来には賛否がある
正直に書くと、アプリの評価は人によって分かれる。「アプリがよく出来ていて総合的に良い製品」という声がある一方で、「アプリの出来がいまひとつで、iPadだと画面表示が崩れたり操作できなくなることがあるので、スマホだけに入れたほうがいい」という指摘もある。iPhoneやAndroidスマホでの動作は概ね問題なさそうだが、タブレットに入れて使う予定の人は、スマホでの運用を前提にしておいたほうが無難だ。
外部ヘルスケアサービスとの連携
専用アプリのデータは、対応する外部ヘルスケアサービスと連携できる。スマートウォッチやフィットネストラッカーで記録した歩数・運動・消費カロリーと組み合わせれば、健康情報をまとめて管理できる。
ただし、ここは今まさに仕様が動いているところなので、正確に書いておく。
公式によると、対応するのはApple ヘルスケア/Google Fit/Fitbitの3サービスだ。しかし、GoogleがサードパーティアプリによるGoogle Fit連携を2025年6月30日で終了しており、今後Google Fitに接続するにはヘルスコネクトアプリを使う必要がある。加えて、新しいEufyアプリではGoogle Fit連携が使えないため、その場合は旧Eufy Lifeアプリを引き続き使うことになる(旧アプリは今後のアップデート予定なし)。
要するに、連携方法はOSやサービス側の仕様変更で変わりやすい。購入後はアプリを最新版に更新し、自分が使いたいサービスが今どの方法で連携できるかを確認するのが確実だ。なお、外部サービスへ同期できるのは基本的に登録したアカウント本人のデータで、家族として追加したメンバーのデータは同じ方法では同期されない。
家族での使いやすさをレビュー
登録人数の制限なし
Eufy Smart Scale P3は、登録人数の制限なく複数人で使える。家族それぞれの名前・性別・生年月日・身長を登録し、測定結果を個別に管理できる。全員が別々にアカウントを作る必要はなく、メインユーザーのアカウントにメンバーを追加していく方式だ。「測定人数が無制限だから大家族でも問題ない」という声もあった。
ただし、追加した家族のデータはメインのアカウント所有者が管理する仕組みだ。家族間でも測定データを見られたくない場合は、使い方を事前に相談しておこう。
測定者を自動で見分けてくれる
体重計に乗ると、過去の体重データをもとに測定者を自動認識する。毎回アプリで名前を選ぶ必要がなく、乗るだけで使える。「複数人が使っても自動で測定した人物に割り振ってくれるのが良い」という声の通りだ。
一方、体重差が±3kg以内の家族が複数いると、自動認識が難しくなることがある。「体重が近い家族がいると、情報送信がうまくいかないことがあるのが残念」という口コミもある。その場合はディスプレイに候補が表示されるので、本体を軽くタップして正しいユーザーに切り替える。間違えた場合もアプリから測定データを削除・修正できる。
赤ちゃんやペットの体重も測れる
専用アプリには、赤ちゃんやペットの体重を測るモードがある。最初に大人だけで測り、その後に赤ちゃんやペットを抱えてもう一度測ると、差分から体重を算出する仕組みだ。ペットだけで乗れる場合や、かごに入れて測る場合にも対応している。
「じっとできないワンちゃん猫ちゃんでも、Eufyならササっと体重が量れる」という声もあり、ペットの健康管理を家庭でやりたい人には便利な機能だ。ただし、赤ちゃんやペットの成長・体調に関わる大事な判断では、家庭用体重計の数字だけに頼らず、必要に応じて医師や獣医師に相談してほしい。
子どもの測定には年齢の制限がある
これは公式マニュアルに明記されている大事な点なので、しっかり書いておく。16歳未満の子どもは個人差が大きいため、体脂肪などの体組成測定は正確性に欠ける場合がある。さらに13歳未満の子どもは体重のみ測定可能で、体組成は測れない。お子さんの体組成を測りたくて検討している場合は、この制限を知っておこう。
シンプルモードについて
Eufy Smart Scale P3には、体組成を測る通常モードのほかに、微弱な電流を使わないシンプルモードがある。シンプルモードでは体重やBMIなどの基本データのみを測る。
通常モードは体に微弱な電流を流すため、妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、ペースメーカーなどの体内埋め込み型医療機器を装着している方は、体組成測定を避ける必要がある。該当する方は自己判断で使わず、最新の取扱説明書を確認したうえで、使用可否を医療機関に相談してほしい。
Eufy Smart Scale P3のメリット
改めて、良いところを整理しておく。
- 本体のカラーディスプレイだけで、体重・体脂肪率・筋肉量などをスマホなしで確認できる
- 体重やBMIだけでなく、筋肉量・骨格筋量・内臓脂肪・皮下脂肪率・心拍数など16項目をまとめて記録できる
- Wi-Fi接続に対応し、スマホが近くになくてもデータを保存できる
- 登録人数に制限がなく、家族全員で1台を使える
- 過去の体重データから測定者を自動認識してくれる
- 体重や体脂肪率の推移をグラフ化でき、長期の傾向を把握できる
- 本体ディスプレイの表示項目をカスタマイズできる
- U-Bodyの3Dモデルで、数字では分かりにくい変化を視覚的に確認できる
- 赤ちゃんやペットの体重も測れる
- 単4形乾電池が付属し、充電を待たずすぐ使い始められる
Eufy Smart Scale P3のデメリット・注意点
一方で、気になる点や注意すべき点も正直に挙げておく。
- 本体サイズが約32.5cm四方とやや大きく、狭い洗面所だと置き場所を取りやすい
- 体重以外は生体電気インピーダンス法と独自推定式による参考値である
- 食事・飲酒・運動・入浴・水分状態によって体組成の推定値が変わる
- 体重差が±3kg以内の家族がいると自動認識できず、手動選択が必要になることがある
- 防水仕様ではなく、濡れた足での使用や水がかかる場所には対応しない
- Wi-Fi同期には2.4GHz帯のネットワークが必要
- 充電式ではないため、電池残量が減ったら単4形乾電池を交換する必要がある
- メインアカウントに追加した家族のデータは、基本的にアカウント所有者が閲覧・管理する
- アプリの出来には賛否があり、特にタブレットでは表示が崩れることがある
- Google Fit連携など、外部サービスとの連携方法が仕様変更で変わる可能性がある
- 13歳未満は体重のみ、16歳未満は体組成の精度が落ちる場合がある
- 測定結果やアプリのアドバイスは健康管理の参考情報であり、医療目的には使えない
Eufy Smart Scale P3がおすすめな人
- 体重以外の体組成も詳しく記録したい人
- スマホを開かずに測定結果をその場で確認したい人
- 体脂肪率や筋肉量の変化を長期的に追いたい人
- Wi-Fi対応で「乗るだけ」の手軽さを求めている人
- 家族全員で1台の体重計を共用したい人
- ダイエットや筋トレの記録を習慣にしたい人
- 目標体重や体脂肪率を設定して管理したい人
- 赤ちゃんやペットの体重も記録したい人
- Apple ヘルスケアなどにデータをまとめたい人
- 見やすいカラーディスプレイを重視する人
Eufy Smart Scale P3をおすすめしにくい人
- 体重だけ測れれば十分な人
- とにかく小さい体重計が欲しい人
- 防水仕様の体重計を探している人
- アプリやWi-Fi設定を一切やりたくない人
- 家族それぞれが完全に独立してデータを管理したい人
- 医療上の診断に使える測定機器を求めている人
- 体組成の数値を絶対的な測定結果として捉えたい人
まとめ:面倒くさがりほど恩恵が大きい一台
Eufy Smart Scale P3は、詳しい体組成データと「乗るだけ」の手軽さを両立した体組成計だ。
最大の魅力は、やっぱり3.5インチのカラーディスプレイ。普通のスマート体重計だと詳しい結果を見るのに毎回アプリを開く必要があるが、この製品なら本体に乗るだけで主要な数字も前回からの変化も確認できる。しかもWi-Fi対応で、スマホが近くになくてもデータが保存される。冒頭で書いた「乗るたびにスマホを開くのが面倒」という僕の悩みを、真正面から解決してくれる設計になっている。
体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、内臓脂肪、心拍数など16項目を測れるので、減量から筋トレまで幅広く使える。登録人数の制限がなく、ユーザー自動認識や赤ちゃん・ペットの測定にも対応しているから、家族用としても優秀だ。
もちろん完璧ではない。本体はやや大きく、防水でもない。体重以外は推定値だから、毎回の数字を絶対視するのは禁物だ。アプリの出来にも賛否があるし、Google Fit連携は今まさに仕様が動いている。このあたりは、同じ条件で継続的に測って長期の傾向を見る、という付き合い方でカバーするのが正解だ。
9,990円という価格はシンプルな体重計より高めだが、カラーディスプレイ、16項目測定、Wi-Fi同期、3Dモデル、複数ユーザー管理まで揃っていることを考えれば、機能はしっかり詰まっている。
「アプリを毎回開くのは面倒。でも体の変化はちゃんと記録したい」。そんな僕みたいなタイプに、これは本当に刺さる一台だと思う。
総合評価:4.6/5.0
- 測定項目:4.8/5.0
- ディスプレイ:4.8/5.0
- 測定の手軽さ:4.7/5.0
- アプリ機能:4.4/5.0
- 家族での使いやすさ:4.5/5.0
- デザイン:4.6/5.0
- 設置性:4.1/5.0
- 機能性:4.8/5.0
- コストパフォーマンス:4.5/5.0
※価格、在庫、アプリ、外部サービスとの連携方法、製品仕様は変更される場合があります。購入前に販売ページと最新の取扱説明書をご確認ください。
※本製品は医療機器ではありません。測定データやアプリの提案は健康管理の参考情報であり、病気の診断、治療、予防の根拠にはなりません。
※本記事で紹介した利用者の声は、公開されているレビュー等をもとに要約・意訳したものです。


