デスクの小物を整理したいとき、選択肢は多い。100均で揃えるか、無印良品にするか、それともAmazonベーシックか。
先に結論を言うと、Amazonベーシックのアクセサリートレイは「シリーズで積み重ねて統一感を出したい人」に向いた製品だ。逆に、質感や高級感を求めるなら期待しないほうがいい。ここは利用者の声がはっきり分かれている部分だった。
この記事は、僕が実際に購入したレビューではない。メーカーの公開情報と、購入者が投稿している口コミを調べてまとめたものだ。買う前の判断材料として読んでほしい。
【スペック(仕様一覧)】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Amazonベーシック アクセサリートレイ 収納用 プラスチックオーガナイザー |
| ブランド | Amazonベーシック(Amazon Basics) |
| 形状 | 長方形 |
| サイズ(ホワイト) | 長さ24cm × 幅17cm × 高さ5cm |
| サイズ(ブラック) | 長さ23.8cm × 幅17cm × 高さ5cm |
| 素材 | 硬質プラスチック |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| シリーズ展開 | レタートレイ、アクセサリートレイ、ハーフアクセサリートレイ、スモールトレイ、ペンカップ、名刺ホルダー、マガジンラックなど |
ホワイトとブラックでサイズ表記がわずかに違う(24cm と 23.8cm)が、実用上の差はほぼない。積み重ねる前提の設計なので、混在させても問題ないはずだ。
【この製品の位置づけ】
公式の説明はシンプルだ。デスク上の整理に役立つプラスチックオーガナイザーシリーズで、頻繁に使うアイテムを効率的に保管・収納するための製品が揃っている。
アクセサリートレイは短めの縦型で、ホッチキス、テープカッター、ペンなどを入れるのに適している。デザインについては「きれいなラインと輪郭が特長のシンプルなデザイン」「カラーは無地ブラックまたは無地ホワイト」とされていて、シリーズ内の他のアイテムや既存のオフィスアクセサリーと合わせやすいことを訴求している。
つまり装飾を削ぎ落とした無地の四角い箱、というのがこの製品の性格だ。それ以上でもそれ以下でもない。
【最大の特徴|シリーズ製品と積み重ねられる】
僕がこの製品でいちばん価値があると思うのは、モジュール設計による積み重ねだ。
公式によれば、ユニットのモジュール設計によりレタートレイ、アクセサリートレイ、ハーフアクセサリートレイ、スモールトレイと積み重ねることができる(追加のアイテムは別売)。
単体で買うと「ただのプラスチックトレイ」だが、シリーズで揃えると話が変わる。書類はレタートレイ、文具はアクセサリートレイ、細かい小物はスモールトレイ、と役割を分けて縦に積める。デスクの限られた面積を縦方向に使えるわけだ。
引き出しやキャビネットの中、デスクや棚の上と、設置場所も選ばない。
なお「ズラして重ねられる」といった記述をネット上で見かけることがあるが、これは公式の説明には含まれていない。積み重ねの自由度を期待するなら、実物で確認したほうが確実だ。
【口コミを調べてわかったこと】
ここが購入前にいちばん知りたい部分だと思うので、正直に書く。評価は決して高くない。
Amazonのカスタマーレビューには、こうした声が投稿されている。
可も不可もないプラスチックのトレイ。もっと安くて似たようなものは他のメーカーや100均でもある
軽いトレイ。高級感というものは全く感じられない。プラスチックの軽いトレイ、それ以上でも以下でもない
厳しい評価だが、製品の性格を正確に表しているとも言える。「どうしてもこのサイズが必要」「100均のものは避けたい」という人には合うが、質感や所有欲を満たす製品ではない。
逆に言えば、期待値さえ間違えなければ失望しない。デスクの引き出しの中で文具を仕切る、書類の下に敷く、といった実用一辺倒の用途なら過不足なく機能するはずだ。
【他の選択肢と比べてどうか】
無印良品:ベロア素材のアクセサリートレーなど、素材にこだわった製品がある。アクセサリーや腕時計など、傷をつけたくないものを入れるなら無印が向く。価格は上がる。
ダイソーなど100均:とにかく安く数を揃えたいなら選択肢になる。ただしサイズ展開や積み重ねの互換性は期待できない。
Amazonベーシック:硬質プラスチックの頑丈さと、シリーズ間での積み重ね互換性が強み。文房具など実用的な小物をガシガシ収納するビジネスユース向き。
口コミにもあったとおり、「似たようなものは100均にもある」というのは事実だ。それでもAmazonベーシックを選ぶ理由があるとすれば、シリーズで揃えたときの統一感と積み重ね互換性、この一点に尽きる。単品で買うなら100均でも用は足りる。
【価格について】
Amazonベーシックの製品は時期によって価格が変動する。セール時とそうでないときで差が出ることがあるので、急ぎでなければタイムセール祭りやプライムデーなどのタイミングを狙うのが賢い。
複数個まとめて揃えたい場合は特に、価格差が積み上がる。カートに入れて価格の推移を見てから判断してもいい。
【長く使うためのメンテナンス】
プラスチック製品なので、使ううちに細かい傷はどうしても付く。
日常の手入れ:マイクロファイバーなど柔らかい布で拭く。硬い布やスポンジでこすると傷の原因になる。
傷が気になってきたら:研磨剤入りの歯磨き粉を布につけて磨くと、細かい傷を目立たなくできる場合がある。ただし研磨剤なので、必ず目立たない場所で試してから全体に使ってほしい。表面の光沢が変わることもある。
本格的に直したい場合:プラスチック用のクリーナーやコンパウンドを使う方法もある。ただしトレイの価格を考えると、買い替えたほうが早いかもしれない。
そもそも傷を防ぐ:他の物と擦れる場所に置かない、金属製の小物を直接放り込まない、といった使い方の工夫が効く。
【向いている人/向いていない人】
向いている人
- デスク周りをブラックやホワイトで統一したい人
- シリーズで揃えて積み重ねたい人
- 文房具など実用的な小物を収納したい人
- 引き出しの中を仕切りたい人
- 100均以外で手頃な収納を探している人
向いていない人
- 質感や高級感を求める人
- アクセサリーや時計など傷つけたくないものを入れたい人(無印のベロア素材などが向く)
- とにかく安く済ませたい人(100均で足りる)
- 単品で1つだけ欲しい人(シリーズの利点が活きない)
【まとめ|期待値を合わせれば実用的】
Amazonベーシック アクセサリートレイは、硬質プラスチック製の無地で四角いトレイだ。長さ約24cm・幅17cm・高さ5cmで、シリーズの他製品と積み重ねられるモジュール設計になっている。
口コミを見る限り、質感への評価は高くない。「高級感は全くない」「100均にも似たものがある」という声は率直な実感だろう。ただし、この製品が狙っているのはそこではない。シリーズで揃えて縦に積み、デスクを機能的に整理するという一点に価値がある。
デスク周りをモノトーンで統一したい人、書類と文具と小物を階層で分けたい人には、素直に機能する製品だと思う。逆に1個だけ買って質感に期待すると、口コミにあるとおり「可も不可もない」という感想に落ち着くはずだ。
購入を検討するなら、単品ではなくシリーズ構成で考えること。そして価格が動く製品なので、セールのタイミングを見ておくこと。この2点を押さえれば、満足度は上がるはずだ。
※本記事は、メーカーおよび販売ページが公開している製品情報と、購入者が投稿している口コミをもとに作成しています。 口コミは投稿時点の一部の声を要約したものであり、すべての利用者の評価を示すものではありません。サイズ表記はカラーにより異なる場合があります。価格、在庫、仕様、保証条件などは変更される場合があるため、購入前に販売ページの最新情報をご確認ください。

