メカニカルキーボードを使ってみたいものの、「打鍵音が大きすぎないか心配」「底打ちの硬さが苦手」「テンキーは必要だが、フルサイズでは机を圧迫する」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
一般的なメカニカルキーボードは、キーを押した感触が明確で耐久性にも期待できる一方、構造によっては打鍵時の反響音や金属的な音、指先へ伝わる硬い衝撃が気になることがあります。
こうしたメカニカルキーボード特有の感触を残しながら、柔らかな打鍵感と落ち着いた「コトコト」という音を目指した製品が「ロジクール Alto Keys K98M」です。
今回取り上げる「K98MGR」は、グラファイトカラーの日本語配列モデルです。ロジクール製品として初めて独自の「UniCushionガスケット」を採用し、滑らかなリニアタイプの「Marble Switch」と組み合わせています。
さらに、ホットスワップ対応、PBTキーキャップ、白色バックライト、テンキー付きのコンパクト配列、最大3台のデバイス切り替え、BluetoothとLogi Bolt接続、USB-C充電など、仕事用キーボードとしての機能も充実しています。
本記事では、ロジクール Alto Keys K98MGRの打鍵感、打鍵音、配列、スイッチ、バックライト、接続方法、バッテリー、カスタマイズ性、メリット、購入前に確認したい注意点まで、公開されている公式仕様に基づいてレビュー形式で詳しく解説します。
- ロジクール Alto Keys K98MGRの商品概要
- ロジクール初のUniCushionガスケット構造
- ガスケット構造による打鍵感をレビュー
- リニアタイプのMarble Switchを搭載
- ホットスワップ対応でスイッチを交換できる
- PBTキーキャップで長期間使いやすい
- 日本語102キー配列を採用
- テンキー付きでも横幅を抑えた98%クラスのレイアウト
- 矢印キーを独立して操作できる
- 白色バックライトを搭載
- 最大3台をEasy-Switchで切り替え
- BluetoothとLogi Boltに対応
- Windows・Mac・タブレットなど幅広い機器に対応
- Logi Options+で最大12個のショートカットを変更
- Smart Actionsで複数の操作を自動化
- 6キー同時押しに対応
- バックライトオフなら最長約1年間使用可能
- USB-Cで充電しながら使用可能
- 約1.1kgの重量で安定感がある
- 幅約401mmでマウスを近くへ置きやすい
- パームレストは付属しない
- 角度調整機能を搭載
- グラファイトモデルは再生プラスチックを25%使用
- MX Mechanicalとの違い
- MX Keysシリーズとの違い
- ロジクール Alto Keys K98MGRの良い点
- 購入前に確認したい気になる点
- ロジクール Alto Keys K98MGRがおすすめの人
- ロジクール Alto Keys K98MGRがあまり向かない人
- 総合レビュー|仕事で使える機能性とメカニカルキーボードの楽しさを両立
ロジクール Alto Keys K98MGRの商品概要
Alto Keys K98MGRは、テンキーや矢印キーを残しながら、一般的なフルサイズキーボードより横幅を抑えたワイヤレスメカニカルキーボードです。
製品名に含まれる「GR」はグラファイトカラーを示しています。国内では、グラファイトのK98MGRと、オフホワイトのK98MOWが展開されています。
| 商品名 | ロジクール Alto Keys K98M |
|---|---|
| 型番 | K98MGR |
| カラー | グラファイト |
| 製品タイプ | ワイヤレスメカニカルキーボード |
| キー配列 | JIS日本語配列・102キー |
| レイアウト | テンキー・矢印キー付きコンパクト配列 |
| キー構造 | ガスケット式メカニカル |
| ガスケット | UniCushionガスケット |
| 標準スイッチ | リニアMarble Switch |
| スイッチ交換 | ホットスワップ対応 |
| キーキャップ | PBTキーキャップ |
| バックライト | 白色・輝度調整対応 |
| 複数キー同時押し | 6キー対応 |
| 接続方式 | Bluetooth Low Energy、Logi Bolt USBレシーバー |
| 接続可能台数 | 最大3台 |
| 切り替え機能 | Easy-Switch対応 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| バッテリー | 充電式・バックライトオフで最長約1年間 |
| 充電中の使用 | 可能 |
| 本体サイズ | 約幅401×奥行147×高さ39.6mm |
| 本体重量 | 約1,100g |
| 角度調整 | 対応 |
| 対応ソフトウェア | Logi Options+ |
| 保証期間 | 2年間 |
| 主な付属品 | Logi Bolt USBレシーバー、充電ケーブル、クイックスタートガイド、保証規定 |
テンキー付きでありながら横幅は約401mmに抑えられており、一般的なフルサイズキーボードよりマウスを近くへ置きやすい点が特徴です。
ロジクール初のUniCushionガスケット構造
Alto Keys K98MGRの最大の特徴は、ロジクール製品として初めてガスケットマウント構造を採用したことです。
一般的なメカニカルキーボードでは、キースイッチを取り付けたプレートが本体ケースへ強く固定されています。そのため、キーを底まで押した際の衝撃が指先へ伝わりやすく、ケース内部で音が反響することがあります。
ガスケット構造では、プレートとケースの間に柔軟性のある素材を配置し、キー入力時の振動や衝撃を吸収します。
Alto Keys K98MGRに採用されたUniCushionは、一部分だけではなく、フレーム全体を支えるフルフレーム型のガスケットです。
キーを押したときの力を広い範囲で受け止め、底打ちの硬さやケース内部の振動を抑えることを目的としています。
一般的な硬いプレートマウントと比較すると、指先へ伝わる感触が柔らかくなりやすく、「カチャカチャ」という鋭い音より「コトコト」とした落ち着いた打鍵音を目指した構造です。
ガスケット構造による打鍵感をレビュー
製品構造から評価すると、Alto Keys K98MGRは、キーを強く底まで押し込む人ほどガスケットの違いを感じやすいキーボードです。
キー入力時にプレートがわずかに動いて衝撃を受け止めるため、硬い板を直接叩くような感触を抑えやすくなっています。
長文作成、プログラミング、データ入力などで大量のキーを押す場合も、底打ち時の衝撃を和らげることが期待できます。
ただし、クッションのように大きく沈み込むキーボードではありません。メカニカルスイッチとしての反発や入力感を残しながら、衝撃と振動を適度に吸収する設計です。
パンタグラフ式の薄型キーボードから乗り換えた場合は、キーの高さとストロークの深さに慣れるまで時間がかかる可能性があります。
リニアタイプのMarble Switchを搭載
標準搭載されるMarble Switchは、キーを押し始めてから底へ到達するまで、大きな引っかかりのないリニアタイプです。
茶軸系のような途中の段差や、青軸系のような明確なクリック機構を持たず、滑らかに押し込めることが特徴です。
キーを連続して入力しやすく、文章作成、チャット、表計算、プログラミングなど、一定のリズムでタイピングする作業に向いています。
ロジクールはMarble Switchについて、滑らかさ、安定性、反応性を重視したスイッチと説明しています。
UniCushionガスケットとの組み合わせによって、リニアスイッチの滑らかさを生かしながら、底打ち時の衝撃や鋭い反響音を抑える構成です。
一方、キーを押したことが指先へ明確に伝わるタクタイル感や、クリック音による入力確認を好む人には、標準スイッチが軽く感じられる可能性があります。
ホットスワップ対応でスイッチを交換できる
Alto Keys K98MGRは、はんだ付けを行わずにキースイッチを交換できるホットスワップに対応しています。
標準のMarble Switchから、好みに合う対応メカニカルスイッチへ変更し、押下感や打鍵音をカスタマイズできます。
例えば、文字キーは滑らかなリニア、Enterキーは押した感触が分かりやすいスイッチというように、場所ごとに異なる特性を持たせることも可能です。
また、特定のキーだけ反応しにくくなった場合に、キーボード全体を買い替えず、該当するスイッチだけ交換できる可能性がある点もメリットです。
ただし、すべてのメカニカルスイッチが無条件に使えるとは限りません。端子形状や構造が合わないスイッチを無理に取り付けると、ソケットやスイッチを傷める可能性があります。
交換する際は、製品サポートや使用するスイッチの仕様を確認し、専用のスイッチプラーを使って垂直に取り外しましょう。
PBTキーキャップで長期間使いやすい
キーキャップにはPBT素材が採用されています。
PBTは、一般的なABSキーキャップと比べて摩耗や熱に強く、長期間使用しても表面がテカりにくい素材です。
毎日文章を入力する人は、ホームポジション周辺やスペースキーなど、頻繁に触れるキーから表面が滑らかになることがあります。
PBTキーキャップは、さらりとした手触りを維持しやすく、長期使用を前提とした仕事用キーボードと相性のよい素材です。
ただし、汚れや皮脂が付着しないわけではありません。定期的に電源を切り、乾いた柔らかい布や適切な清掃用品でお手入れすることが大切です。
日本語102キー配列を採用
国内向けK98MGRは、JIS日本語配列の102キーモデルです。
半角/全角、無変換、変換、かななど、日本語入力で使われるキーを備えています。普段から国内向けWindowsキーボードを使っている人は、英語配列より移行しやすいでしょう。
公式サイトの一部イメージには海外の英語配列モデルが使用されていますが、日本で販売されるK98MGRは日本語配列です。
購入時は海外画像だけで判断せず、型番と配列を確認する必要があります。
テンキー付きでも横幅を抑えた98%クラスのレイアウト
Alto Keys K98MGRは、数字入力に便利なテンキーと、独立した矢印キーを残しながら、キー間の余白を詰めたコンパクトレイアウトです。
一般的なフルサイズキーボードでは、文字キー、編集キー、矢印キー、テンキーの間に大きな空間があります。K98MGRでは各エリアを近づけることで、横幅を約401mmに抑えています。
会計、表計算、数値入力などでテンキーを必要としながら、机の横幅も節約したい人に適しています。
キーボードが短くなるとマウスを身体に近い位置へ置きやすくなり、右腕を外側へ伸ばす距離も抑えられます。
一方、Delete、Home、End、Page Up、Page Downなどの編集キーは、一般的なフルサイズ配列とは異なる場所へ集約されています。
これらのキーを頻繁に使う人は、最初に配置を確認し、指が自然に移動できるまで慣れる必要があります。
矢印キーを独立して操作できる
コンパクトキーボードの中には、矢印キーを小さくしたり、Fnキーとの同時押しにしたりする製品があります。
K98MGRは独立した矢印キーを備えているため、表計算、文書編集、動画の再生位置調整などで直感的に操作できます。
テンキーと矢印キーの両方を残している点は、数字入力やカーソル移動を多用するビジネス用途で大きなメリットです。
ただし、周囲のキーとの間隔が一般的なフルサイズより狭いため、手元を見ずに操作するには慣れが必要になる場合があります。
白色バックライトを搭載
キーには白色バックライトが搭載され、明るさを調整できます。
夕方以降の作業、照明を落とした部屋、暗めの会議室などでも、キー表示を確認しやすくなります。
多色に光るRGBライティングではなく、仕事環境へなじみやすい白色のみの構成です。
派手な発光演出よりも、視認性と落ち着いたデザインを重視する人に向いています。
バックライトを使用するとバッテリー消費は増えます。充電頻度を減らしたい場合は、明るい部屋では消灯し、必要な時間帯だけ点灯させるとよいでしょう。
最大3台をEasy-Switchで切り替え
Easy-Switch機能により、最大3台のデバイスを登録できます。
F1、F2、F3の位置にあるEasy-Switchキーを押すと、接続先を切り替えられます。
仕事用のWindowsパソコン、自宅のMac、タブレットやスマートフォンなどを登録しておけば、使用する機器を変えるたびにペアリングし直す必要がありません。
複数のパソコンを一つの机へ置いている人や、パソコンとタブレットを併用する人に便利です。
Easy-Switchはキーボードの入力先を変更する機能であり、画面やファイルを自動的に共有する機能ではありません。
BluetoothとLogi Boltに対応
接続方法は、Bluetooth Low Energyと付属のLogi Bolt USBレシーバーです。
Bluetooth接続ではUSBポートを使用せず、対応するパソコン、タブレット、スマートフォンへ直接接続できます。
USB端子の少ないノートパソコンや、iPadなどのタブレットで使う場合に便利です。
Logi Boltは、ロジクール独自のワイヤレス接続方式です。無線機器の多いオフィスなどで、安定した接続を重視する場合に利用できます。
付属レシーバーはUSB-A接続です。USB-C端子しかないパソコンへ取り付ける場合は、USBハブまたは変換アダプターが必要になります。
Logi Boltと旧Unifyingレシーバーには相互互換性がありません。すでにロジクール製マウスなどを使っている場合は、対応するレシーバー規格を確認しましょう。
Windows・Mac・タブレットなど幅広い機器に対応
対応OSは、Windows 10・11以降、macOS 11以降、iPadOS 14以降、iOS 14以降、ChromeOS、Linux、Android 9.0以降です。
Windows向けレイアウトが初期設定ですが、Macで使う場合は所定のキー操作によってOSレイアウトを切り替えられます。
キーにはWindowsとmacOSの両方を意識した表示が用意されているため、異なるOSを切り替えて使う場合にも対応しやすい設計です。
ただし、OSによって一部のショートカットや特殊キーの動作が異なる場合があります。使用開始時に、選択したOSとキーボード設定が一致していることを確認しましょう。
Logi Options+で最大12個のショートカットを変更
対応するWindowsまたはmacOSでは、Logi Options+を利用してキー機能をカスタマイズできます。
上段には、スクリーンショット、音声入力、絵文字、マイクミュート、再生・一時停止、音量調整などのショートカットが配置されています。
Logi Options+を使用すると、最大12個のショートカットを、作業内容に合う機能へ変更できます。
例えば、資料作成ではコピー、貼り付け、元に戻す、ウェブ会議ではマイクやカメラの操作、画像編集ではアプリやツールの起動というように設定できます。
頻繁に使う機能をキーボード上へ集約することで、マウスや複雑なキー操作へ手を移動する回数を減らせます。
Smart Actionsで複数の操作を自動化
Logi Options+のSmart Actionsでは、複数のキー入力やアプリ操作を一つのキーから実行できます。
例えば、仕事開始時にメール、ブラウザー、チャットアプリを起動したり、定型文を入力して特定のフォルダーを開いたりする操作をまとめられます。
毎日繰り返している操作を登録すれば、作業開始や定型業務にかかる時間を短縮できます。
ただし、Smart Actionsを使用するには、対応するパソコンへLogi Options+をインストールする必要があります。
6キー同時押しに対応
K98MGRは、複数キーの同時入力を6キーまで認識します。
一般的な文書作成、ショートカット、表計算などでは十分な範囲です。
一方、すべてのキーを同時認識するNキーロールオーバーではありません。多数のキーを同時に押す一部のゲームや、特殊な入力環境では制限を感じる可能性があります。
本製品はゲーミング専用ではなく、タイピング体験と仕事の生産性を重視したキーボードです。
バックライトオフなら最長約1年間使用可能
内蔵充電池を搭載し、バックライトをオフにした状態では、フル充電から最長約1年間使用できます。
頻繁に充電する必要がなく、仕事中にバッテリー残量を意識する場面を減らせます。
バッテリー残量が10%以下になるとLEDが赤く表示されます。公式サポートでは、低残量の通知後も目安として約1カ月使用できると案内されています。
実際の使用期間は、バックライトの明るさ、点灯時間、接続方法、入力頻度、周囲の温度などによって変わります。
白色バックライトを常時点灯する場合は、最長1年間より大幅に短くなることを考慮しましょう。
USB-Cで充電しながら使用可能
充電端子はUSB Type-Cです。
バッテリー残量が少なくなっても、付属の充電ケーブルを接続した状態でキーボードを使い続けられます。
仕事中に突然電池が切れても、充電が完了するまで作業を止める必要がありません。
ただし、USB-Cケーブルは充電に使用するもので、基本的なキー入力はBluetoothまたはLogi Boltを通じて送信します。
約1.1kgの重量で安定感がある
本体重量は約1,100gです。
一般的な薄型ワイヤレスキーボードより重く、毎日バッグへ入れて持ち運ぶ用途には向いていません。
一方、タイピング中に本体が机の上でずれにくく、強めにキーを押しても安定しやすい重量です。
ガスケット構造、メカニカルスイッチ、テンキー、内蔵バッテリーなどを備えた据え置き型キーボードとして考えるのが適切です。
幅約401mmでマウスを近くへ置きやすい
テンキーを備えながら、本体幅は約401mmです。
一般的なフルサイズキーボードより横幅を抑えているため、マウスを身体に近い位置へ置きやすくなっています。
机の横幅が限られている場合や、キーボードの横へ書類、左手デバイス、トラックボールなどを置きたい場合にも便利です。
ただし、奥行は約147mm、高さは約39.6mmあります。薄型キーボードよりキー位置が高いため、手首の角度が気になる人はパームレストの追加も検討しましょう。
パームレストは付属しない
Alto Keys K98MGRには、パームレストが付属していません。
メカニカルキーボードとして一定の高さがあるため、机へ直接手首を置くと、指先を持ち上げる姿勢になる場合があります。
手首や手のひらの位置が安定しにくい場合は、本体の高さに合うパームレストを別途用意すると、自然な姿勢を保ちやすくなります。
パームレストは手首を強く押し付けるためではなく、タイピングを止めたときに手のひらの付け根を軽く支える使い方が基本です。
角度調整機能を搭載
本体の角度を調整できるため、机や椅子の高さに合わせてキー面の傾きを変更できます。
奥側を高くするとキートップを確認しやすくなる一方、手首が上へ反りやすくなる場合があります。
最も角度が大きい設定が必ず快適とは限りません。最初は低い状態で使い、キーが見えにくい場合や指を動かしにくい場合に少しずつ調整しましょう。
グラファイトモデルは再生プラスチックを25%使用
K98MGRのプラスチック部品には、認定済みの再生プラスチックが25%使用されています。
製品性能や耐久性を維持しながら、新しいプラスチックの使用量を抑える取り組みです。
オフホワイトモデルの再生プラスチック使用率は19%で、カラーによって割合が異なります。
MX Mechanicalとの違い
ロジクールのメカニカルキーボードには、MX Mechanicalシリーズもあります。
MX Mechanicalは薄型のロープロファイルスイッチを採用し、一般的なメカニカルキーボードよりキー位置を低くしたモデルです。
Alto Keys K98MGRは、より深い入力感とガスケットによる柔らかな底打ち、打鍵音、ホットスワップによるカスタマイズ性を重視しています。
ノートパソコンに近い低いキーが好みならMX Mechanical、ガスケット構造の感触やメカニカルキーボードらしい音を楽しみたいならAlto Keys K98MGRが選びやすいでしょう。
MX Keysシリーズとの違い
MX Keysシリーズは、薄型のパンタグラフキーを採用したワイヤレスキーボードです。
キーのストロークが浅く、ノートパソコンから移行しやすい点が特徴です。
Alto Keys K98MGRはメカニカルスイッチを採用しており、キーを押す距離、反発、打鍵音がMX Keysとは大きく異なります。
静かで薄いキーボードを重視するならMX Keys、キーを打つ感触や音、スイッチ交換を楽しみたいならAlto Keys K98MGRが適しています。
ロジクール Alto Keys K98MGRの良い点
UniCushionガスケットで衝撃と振動を抑える
フレーム全体で入力時の振動を受け止め、柔らかな打鍵感と落ち着いた音を目指しています。
滑らかなリニアMarble Switch
途中の大きな引っかかりがなく、長文や連続入力をスムーズに行いやすいスイッチです。
ホットスワップに対応
はんだ付けをせずに対応スイッチを交換し、打鍵感や音をカスタマイズできます。
PBTキーキャップを採用
長期間使用しても表面がテカりにくく、さらりとした手触りを維持しやすい素材です。
テンキー付きでも横幅が比較的コンパクト
数字入力の利便性を残しながら、一般的なフルサイズよりマウスを近くへ置きやすくなっています。
白色バックライトを搭載
暗い場所でもキーを確認しやすく、輝度を好みに合わせて変更できます。
最大3台を切り替えられる
Windows、Mac、タブレットなどを登録し、Easy-Switchキーで変更できます。
BluetoothとLogi Boltの両方に対応
USBポートを使わない接続と、専用レシーバーを使った接続を選べます。
充電しながら使用できる
USB-Cケーブルを接続すれば、バッテリーが少ない状態でも作業を継続できます。
購入前に確認したい気になる点
本体重量が約1.1kgある
机の上では安定しますが、ノートパソコンと一緒に毎日持ち運ぶ用途には向いていません。
配列が一般的なフルサイズとは異なる
編集キーや矢印キー周辺が詰められているため、慣れるまで押し間違える可能性があります。
パームレストが付属しない
キー位置が高く感じる場合は、別途パームレストを用意する必要があります。
完全な静音キーボードではない
ガスケットで鋭い音を抑える設計ですが、メカニカルスイッチとしての打鍵音は発生します。
標準スイッチはリニアタイプのみ
段差のあるタクタイル感や明確なクリック音を好む場合は、対応スイッチへの交換を検討する必要があります。
スイッチ交換には知識と工具が必要
無理に引き抜くと端子やソケットを傷める可能性があります。交換作業は慎重に行う必要があります。
6キー同時押しまでの対応
一般作業には十分ですが、Nキーロールオーバーを必要とする一部のゲーム用途には向きません。
USB-AのLogi Boltレシーバーを使用する
USB-C端子しかないパソコンでは、変換アダプターやUSBハブが必要です。
バックライト使用時は充電頻度が増える
最長約1年間というバッテリー時間は、バックライトをオフにした条件です。
ロジクール Alto Keys K98MGRがおすすめの人
- ガスケット構造のキーボードを試したい人
- 鋭い打鍵音より「コトコト」とした音を好む人
- リニアスイッチの滑らかな入力感が好きな人
- 文章作成やプログラミングを長時間行う人
- テンキーと矢印キーの両方が必要な人
- フルサイズより横幅を抑えたい人
- スイッチ交換で打鍵感をカスタマイズしたい人
- WindowsとMacなど複数の機器を使う人
- BluetoothとUSBレシーバーを使い分けたい人
- 白色バックライト付きの仕事用キーボードを探している人
ロジクール Alto Keys K98MGRがあまり向かない人
- キーボードを毎日持ち運びたい人
- 完全な静音性を最優先する人
- 薄型パンタグラフキーを好む人
- 青軸系の強いクリック感を標準状態で求める人
- 一般的なフルサイズ配列を変えたくない人
- テンキーを必要としない人
- パームレストを追加したくない人
- RGBライティングを楽しみたい人
- Nキーロールオーバーが必要なゲーマー
- スイッチやキーキャップの手入れを面倒に感じる人
総合レビュー|仕事で使える機能性とメカニカルキーボードの楽しさを両立
ロジクール Alto Keys K98MGRは、UniCushionガスケット、リニアMarble Switch、PBTキーキャップを組み合わせ、打鍵感と打鍵音へ重点を置いたワイヤレスメカニカルキーボードです。
ガスケット構造がキー入力時の衝撃や振動を吸収し、一般的な硬いメカニカルキーボードで感じやすい底打ちの硬さを抑えます。
標準のMarble Switchは滑らかなリニアタイプで、文章作成、チャット、表計算、プログラミングなどの連続入力に適した構成です。
ホットスワップにも対応しているため、購入後に好みの対応スイッチへ交換し、押下感や打鍵音を変更できます。単なる完成品キーボードではなく、使いながらカスタマイズを楽しめる点も魅力です。
日本語102キー配列、テンキー、独立した矢印キーを備えながら、横幅は約401mmに抑えられています。マウスを身体に近い位置へ置きやすく、限られたワークスペースを活用できます。
Bluetoothと付属のLogi Boltレシーバーに対応し、最大3台をEasy-Switchで切り替えられます。白色バックライト、USB-C充電、Logi Options+による最大12個のショートカット設定など、仕事用としての機能も十分です。
一方、本体重量は約1.1kgあり、持ち運びには適していません。パームレストは付属せず、編集キー周辺のコンパクトな配列には慣れが必要です。
また、ガスケット構造によって鋭い音を抑えているものの、完全な静音キーボードではありません。静かなオフィスや深夜に使用する場合は、実際の打鍵音を確認しておくと安心です。
それでも、「仕事に必要なテンキーと接続機能は残したいが、打鍵感や音も楽しみたい」という人にとって、Alto Keys K98MGRは魅力的な選択肢です。
仕様・機能構成を踏まえた総合評価:4.6/5.0
薄型キーボードでは打鍵感が物足りない人、一般的なメカニカルキーボードの底打ちや鋭い音が気になっていた人、仕事用と趣味性を一台で両立したい人におすすめします。
※本記事は、メーカー公式情報、公式サポート情報および公開されている製品情報を確認したうえで、AIを活用して作成しています。実際の打鍵感、打鍵音、キーの重さ、使いやすさは、入力方法、机の材質、周囲の環境、個人の好みによって異なります。製品仕様、対応OS、ソフトウェア機能、付属品、価格などは変更される場合があるため、購入前に最新の公式情報をご確認ください。


