最初に立場を書いておく。Optimum Nutritionの「ゴールドスタンダード 100% ホエイ(ダブルリッチチョコレート)」は過去に飲んでいたが、今は飲んでいない。手元にないので写真はない。
やめた理由ははっきりしている。お腹がゆるくなったからだ。そしてその原因は、この製品が完全なWPIではないことにある。
製品そのものへの評価は高い。ダマはほとんどできないし、味も濃すぎず甘すぎず飲みやすかった。格安ではないが、総合的には満足していた。それでも合わなかったのは、僕の体質と、この製品の中身の読み違いが重なったからだ。
【スペック】
| 製品名 | Optimum Nutrition ゴールドスタンダード 100% ホエイ(ダブルリッチチョコレート) |
| たんぱく質原料 | WPI(第一原料)+WPC(限外ろ過濃縮ホエイ)+加水分解ホエイペプチド の3種ブレンド |
| たんぱく質 | 1スクープあたり24g |
| たんぱく質含有率 | 約77%(1スクープ約31〜32g中) |
| BCAA | 約5.5g(自然由来) |
| グルタミン&グルタミン酸 | 4g超(自然由来) |
| 加工 | インスタント化(レシチン処理で水になじみやすくしたもの) |
| アレルゲン | 乳、大豆(レシチン) |
| 容量 | 1lb/2lb/5lb/10lbなど |
【「WPIが第一原料」と「WPI 100%」は別の話だ】
この記事でいちばん伝えたいのがここだ。
ホエイプロテインの原料には、大きく2つの種類がある。
- WPC(濃縮ホエイ):ろ過の工程が少なく、乳糖や脂質が比較的多く残る。安い
- WPI(分離ホエイ):さらにろ過して乳糖や脂質を減らしたもの。たんぱく質の純度が高い。高い
牛乳でお腹がゆるくなる人が引っかかるのは、この乳糖だ。だから乳糖に弱い人はWPIを選ぶ、というのが一般的な考え方になる。
そして、この製品について「WPI製法だから乳糖がほとんど除去されていて、乳糖に弱い人でも飲みやすい」という説明を見かけることがある。僕もそういう理解で買った。
ところが、メーカー自身の説明はそうなっていない。公式に書かれているのは、WPI、WPC、加水分解ホエイペプチドの3種類をブレンドしているということだ。WPIは「一番多く含まれている原料」であって、「唯一の原料」ではない。
原材料表示は、含有量の多い順に並ぶ。WPIが最初に来るのは事実だが、その次にWPCが並んでいる。つまり乳糖を残した原料が、確実に入っている。
ここを「WPI=乳糖ゼロ」と読んでしまうと、僕のように失敗する。製品名に「100% Whey」とあるのは「ホエイ100%」であって「WPI 100%」ではない。紛らわしいが、これはメーカーが隠しているわけではなく、公式に書いてあることだ。
【お腹がゆるくなって、飲むのをやめた】
実際に起きたことは単純だ。飲み続けているとお腹がゆるくなった。
量を減らしたり、水割りにしたり、飲むタイミングを変えたりという調整はできる。ただ、原料に乳糖が入っている以上、根本的には変わらない。飲む量を減らすということは、たんぱく質を摂るという目的そのものを削ることになる。
だから僕は、この製品を飲むのをやめた。製品が悪かったのではなく、原料の構成が僕の体質に合わなかった。これは味の好みや品質の話とは別のところにある。
同じ悩みを持っている人に書いておくと、Optimum Nutritionには「ゴールドスタンダード 100% アイソレート」という別製品がある。こちらはアイソレートを主軸にして一部を加水分解したもので、炭水化物と脂質が1回分あたり1g未満とされている。同じブランドの中で選び直すなら、そちらが該当する。
もっとも、お腹の反応には個人差がある。僕がだめだったからといって、乳糖に弱い人全員がだめだとは限らない。逆に、僕より軽い人なら問題なく飲めるはずだ。ここは自分で少量から試すしかない部分だと思う。
【製品としては、よくできていた】
やめた理由を書いたので、良かった点も正確に書いておく。
ダマはほとんどできなかった。これはインスタント化という加工によるもので、粉の粒子をレシチンでコーティングして水になじみやすくしている。メーカーもシェイカーではなくコップとスプーンで混ぜられると謳っているが、実際その通りだった。
溶けやすさは、続けられるかどうかに直結する。毎回ダマと格闘する必要があるプロテインは、そのうち飲まなくなる。ここが優秀なのは地味だが大きい。
味も飲みやすかった。ダブルリッチチョコレートという名前から想像するほど濃くはなく、甘すぎもしない。ココア寄りで後味が軽い。デザートのような濃厚さを期待すると物足りないが、毎日飲むものとしてはこのくらいがちょうどいい。
プロテインは「おいしい」より「飽きない」が重要だと思っている。濃厚で甘い味は、最初はうれしいが3か月続くと重くなる。その意味で、この味の設計は正しい方向を向いていた。
【値段の話|格安ではない。そして選択肢は増えた】
価格について正直に書くと、格安というほど安くはない。ただし、たんぱく質含有率が約77%あり、第三者による禁止物質検査を受けている体制も含めて考えれば、総合的には納得できる水準だった。
ここで言っておきたいことがある。今はコスパの良いプロテインが本当に増えた。
この製品は長く「定番」として扱われてきた。だが定番であることと、今この瞬間に最良の選択であることは別の話だ。定番だからという理由で思考停止で選ぶのは、もったいないと思う。
比較する軸ははっきりしている。
- 原料:WPCか、WPIか、ブレンドか。乳糖に弱いならここが最優先
- たんぱく質含有率:1回分の重量に対して何gか
- 1食あたりの単価:容量ではなく1杯の値段で比べる
- 溶けやすさ:続けられるかどうかに効く
- 味の濃さ:濃いものは飽きが早い
この5つで比べれば、自分に合うものは絞れる。僕の場合は1つ目で外れた。それが分かっていれば、最初から別のものを選んでいたと思う。
【弱点の整理】
- 完全なWPIではない。WPCを含むため乳糖が残る。乳糖に弱い人は要注意
- 「WPI製法」という説明を鵜呑みにすると誤解する
- 乳・大豆を含む。アレルギーのある人は不可
- デザートのような濃厚さはない。そこを求める人には物足りない
- 格安ではない。価格だけで選ぶなら他に候補がある
- 成分表示が風味・地域・ロットで変わる。買うたびにラベルを見る必要がある
【向いている人/向いていない人】
向いている人
- 乳糖に弱くない人
- 毎日続けられる、飽きにくい味を探している人
- シェイカーを使わずコップで作りたい人
- 禁止物質検査などの品質面の裏付けを重視する人
- 味で失敗したくない人(無難という意味で)
向いていない人
- 牛乳でお腹がゆるくなる人(僕がこれで飲むのをやめた)
- 乳・大豆アレルギーの人
- 濃厚な甘さを求める人
- 1食あたりの単価を最優先する人
- 人工甘味料を避けたい人
【まとめ】
ゴールドスタンダードは、よくできたプロテインだった。ダマにならず、味も飲みやすく、品質面の裏付けもある。飲んでいた間の満足度は高かった。
やめたのは、僕が乳糖に弱く、この製品が完全なWPIではなかったからだ。「WPIが第一原料」という表記を「WPIだけでできている」と読み違えたのが、そもそもの間違いだった。
だからこの記事の結論は、おすすめでも非推奨でもない。牛乳でお腹を壊さない人なら、これは今でも良い選択肢だ。壊す人は、原材料の並びを最初に確認したほうがいい。
そのうえで、もうひとつ。今はコスパの良いプロテインが増えている。定番だからという理由だけで決めず、原料・含有率・1食単価の3つくらいは他と並べて見てほしい。僕はそれをやらずに買って、体質で外した。
※本記事は、僕が過去に購入して飲んでいた製品についてのレビューです。現在は飲んでおらず手元にないため、実物の写真は掲載していません。
※本製品は食品であり、疾病の予防や治療を目的としたものではありません。特定の効果を保証するものでもありません。
※体質による反応には個人差が大きくあります。本記事に記載した体調の変化は僕個人の経験であり、同じ結果になることを示すものではありません。体に合わないと感じた場合は摂取を中止してください。
※乳、大豆を含みます。食物アレルギーのある方は必ず原材料表示をご確認ください。
※たんぱく質の必要量は年齢・体格・活動量によって異なります。腎機能などに不安のある方、治療中の方、妊娠・授乳中の方は、摂取前に医師にご相談ください。
※栄養成分・原材料・価格・容量展開は、風味・販売地域・製造ロット・時期により異なります。購入前および摂取前に、必ず手元のパッケージ表示とメーカー公式情報をご確認ください。
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※本記事の作成にあたり、文章の構成・編集にAIを利用しています。掲載内容の最終確認は僕自身が行っています。

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