結論:耳をふさがず快適、日常使いで“ちょうどいい”開放型クリップイヤホン

ダーツ

Anker Soundcore AeroClip

Anker Soundcore AeroClip(Bluetooth 5.4)【オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン/イヤーカフ/ IPX4防水規格/ 最大32時間再生 / マルチポイント接続】 楽天で購入

「Anker Soundcore AeroClip」は、耳に差し込まないイヤーカフ型(クリップオン)の完全ワイヤレス。片耳約5.9gの軽量ボディ、12mmチタンコートドライバー最大8時間(合計32時間)の再生、そしてBluetooth 5.4マルチポイントまで備えた“今どきベストバランス”な一台です。カフェや通勤、散歩、在宅ワークの通話など、周囲の音を聞きながら音楽・動画・通話を快適にこなせました。

AeroClip とは(概要)

  • 耳穴に入れないオープンイヤークリップ構造。圧迫感が少なく、長時間でも耳が楽。
  • 0.5mmメモリー・チタニウムワイヤとTPUのオープンリング設計で、耳形に柔軟に追従。
  • 音は12mmドライバー+バーチャル低音処理で開放型にしては力のある低域
  • 4マイク+AIノイズリダクション+風防メッシュで通話がクリア。
  • 最大8時間(ケース併用で32時間)10分充電で約3時間再生の急速充電。
  • IPX4の生活防水、タップ操作マルチポイント対応。

外観・装着感:20,000回の曲げに耐える“しなやかリング”

リング状のアームはしなやかで、装着は耳たぶを軽く挟むだけ。イヤーチップ選びや深い差し込み位置調整が不要で、メガネやマスクとも干渉しにくいのが利点です。付属のアタッチャブル・イヤーグリップ(2サイズ)を使えばホールド感をもう一段強められ、ランや自転車でも安定。イヤーカフ型の弱点である「人によって緩い/きつい」をアジャストしやすい作りでした。

音質:ながら聴きに最適化、量感のある低域と見通しのよい中高域

12mm径のダイナミックドライバー(チタンコート)により、中域の明瞭さと輪郭のはっきりしたボーカルが印象的。開放型としては低域の量感があり、BGM用途からポップス、動画視聴まで心地よく聴けます。
一方で、耳道を密閉しない構造ゆえ重低域の沈み込みや没入感は密閉型に及びません。これはAeroClipの設計思想(安全性・開放性重視)によるトレードオフです。必要に応じてSoundcoreアプリでEQカスタマイズすれば、低域寄り/ボーカル寄りなど自分好みに追い込めます。

通話・マイク:騒がしい環境でも声が抜ける

4基のビームフォーミングマイクとAI処理、風切り音を抑えるメッシュ構造で、屋外でも相手に届く声をキープ。Web会議や音声SNSでも実用的です。開放型のため自分の声量もコントロールしやすく、長通話での疲れにくさもメリットでした。

アプリ体験:EQ・操作割当の自由度が高い

専用のSoundcoreアプリから、グラフィックEQ/プリセットタップ操作の割当、ファーム更新などが可能。マルチポイントの切替挙動も安定しており、スマホとPCの二台持ちでもストレスが少なめです。

バッテリー・充電:毎日の通勤+在宅ワークを1回で

  • イヤホン単体最大8時間、ケース併用最大32時間
  • 10分充電で約3時間再生の急速充電に対応(短時間の外出前に便利)。
  • ケースはUSB-C充電に対応(※再生時間は音量や環境で変動)。

防水・耐汗:IPX4で日常〜軽い運動まで

IPX4の生活防水。小雨やワークアウトの汗程度なら問題なく使えます。激しい雨天やシャワーなどは避けましょう。

接続・安定性:Bluetooth 5.4とマルチポイント

最新規格のBluetooth 5.4に対応。ペアリングはスムーズで、屋外の混雑した場所でも途切れは少なめ。PC+スマホの同時接続(マルチポイント)に対応し、音が出た側へ自動でフォーカスします。

使って感じたメリット

  • 耳の疲れにくさ:耳道をふさがないため圧迫感が少なく、長時間装着に強い。
  • ながら聴きに最適:環境音や呼びかけにすぐ反応でき、在宅・オフィス・街歩きに好相性。
  • 通話の安定感:4マイク+AI処理で屋外でも声が届く。
  • 取り回しが簡単:装着がワンタッチで素早い。マスク・メガネ・ピアスとも両立しやすい。

気になった点(デメリット)

  • 没入感は控えめ:開放型ゆえ重低域の沈み込みや遮音性は限定的。電車内大音量は音漏れ配慮を。
  • 防水はIPX4止まり:ランに十分ですが、スポーツ特化機のIPX5/7クラスよりは弱い。
  • フィットの個体差:耳形によっては「もう一段のホールド」が欲しい場面も。付属グリップで調整を。

こんな人におすすめ

  • 長時間装着でも耳を休ませたい人(仕事中BGMや音声学習/家事中のながら聴き)。
  • 安全性重視の外出・運動(周囲の音を聞きながらラン・自転車・散歩)。
  • 通話も多い二台持ち(スマホ+PCのマルチポイントで会議と私用をシームレスに)。

カラー・価格

カラーは3色展開。国内の参考価格は税込¥17,990(2025年9月時点、Anker Japan)。セールや販売店により変動する場合があります。

競合・姉妹モデルとの違い(選び方の目安)

  • AeroClip(本機):イヤーカフ型で“ながら聴き+通話”の万能型。軽さと付け外しの手軽さが魅力。
  • 耳掛け型(AeroFit系):運動時のホールド感を最重視するならこちらも選択肢。よりスポーティ。
  • 密閉型TWS:没入・重低域・遮音性が必要なら定番のカナル型へ(ただし耳の疲れは増えがち)。

仕様(スペック)

製品名Anker Soundcore AeroClip
モデル番号A3388
タイプ完全ワイヤレス(オープンイヤー/イヤーカフ型・クリップオン)
ドライバー12mm ダイナミック(チタンコーティング)
再生時間本体最長8時間/ケース併用最長32時間
充電USB-C、急速充電(10分=約3時間再生)
防水IPX4
重量約5.9g(片耳)
Bluetooth5.4
対応機能マルチポイント、タップ操作、Soundcoreアプリ対応
付属アタッチャブル・イヤーグリップ(2サイズ)ほか
カラー3色展開

FAQ

Q. 運動中にズレませんか? A. 付属グリップでフィットを強めると安定します。耳形により最適位置の微調整が必要です。

Q. 電車内の音漏れは? A. 開放型のため大音量では漏れます。周囲に配慮し、音量は控えめがおすすめです。

Q. PCとスマホを同時につなげますか? A. マルチポイントに対応し、2台同時待ち受けが可能です。

Q. どんな人に向いている? A. 耳の疲れを避けたい人、ながら聴き・通話が多い人、安全性を重視して外で使う人に最適です。

まとめ

耳をふさがず軽快、装着・取り外しも素早い。毎日のBGM/通話/移動に寄り添うAeroClipは、開放型の弱点を理解したうえで選べば後悔しにくい定番候補です。密閉型と使い分ければ、シーンごとの快適さが一段上がります。

※記載の仕様・価格はメーカー公表・国内販売情報に基づくもので、時期・販売店により変更される場合があります。

Anker Soundcore AeroClip

Anker Soundcore AeroClip(Bluetooth 5.4)【オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン/イヤーカフ/ IPX4防水規格/ 最大32時間再生 / マルチポイント接続】 楽天で購入
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