連射機能付きのコントローラーが欲しくて買ったのが、HORIの「ホリパッド ミニ for Nintendo Switch メカニックレッド」だ。今も手元にあって使っている。
先に結論を書く。連射コントローラーとしては満足していて、サイズの小ささも含めて気に入っている。ただし、これから買う人には後継の「ホリパッド TURBO ミニ for Nintendo Switch 2」をすすめたい。
理由は単純で、後継機のほうが新しくて、対応機種が広くて、価格も条件次第では逆転しているからだ。自分が使っている製品を「今から買うなら別のほうがいい」と書くことになるが、正確に書くとそうなる。以下、その理由を含めて書いていく。

【スペック】
| 製品名 | ホリパッド ミニ for Nintendo Switch メカニックレッド |
| 型番 | NSW-255 |
| 外形寸法 | 幅約130mm×奥行約30mm×高さ約70mm |
| 質量 | 約160g(ケーブル含む) |
| 接続 | USB接続(Type-A) |
| ケーブル長 | 約3.0m |
| 連射 | 毎秒5回/10回/20回の3段階、連射ホールド対応 |
| 連射設定可能ボタン | A/B/X/Y/L/R/ZL/ZR/十字ボタン(上下左右)/Lスティック/Rスティック |
| 非搭載機能 | ジャイロ、加速度センサー、HD振動、NFC(amiibo)、プレイヤーランプ、本体スリープ解除 |
| PC対応 | Windows 11/10(XInput対応ゲームのみ) |
| 発売 | 2020年7月/メーカー希望小売価格2,480円+税 |
【連射は、純正では絶対に手に入らない機能だ】

このコントローラーを買う理由は、ほぼひとつに絞られる。連射だ。
Joy-ConにもProコントローラーにも連射機能はない。任天堂は純正で連射を用意しない方針を長く続けていて、これが変わる気配もない。つまり連射が欲しければ、選択肢は最初からサードパーティ製に限られる。
そこで効いてくるのが、この製品が任天堂ライセンス商品であることだ。ライセンスのない互換コントローラーは、本体のアップデートで突然使えなくなることがある。ライセンス品なら、そのリスクが相対的に低い。連射という「純正が用意しない機能」を、純正に近い安心感で使えるのがHORIを選ぶ理由になる。
連射は毎秒5回、10回、20回の3段階。TURBOボタンと設定したいボタンを組み合わせて登録する。スティック押し込みまで含めて、ほぼ全部のボタンに割り当てられる。押している間だけ連射する「連射」と、押さなくても撃ち続ける「連射ホールド」の両方がある。後者は放置周回のような場面で効いてくる。
【有線であることは、この用途では欠点になりにくい】

この製品は有線だ。無線コントローラーが当たり前になった今、これはマイナスに見える。
ただ、連射を使う場面と、有線の弱点が当たる場面は、あまり重ならない。連射が活きるのはシューティングや周回作業といった、腰を据えて画面に向かうプレイだ。持ち歩いて遊ぶ用途ではない。そして据え置きで長時間使うなら、電池切れがない有線のほうがむしろ都合がいい。放置周回の途中でコントローラーが切れる、ということがない。
ケーブルは約3mある。テレビから3m離れて座れる長さなので、実用上は足りる。
ひとつ注意点があって、端子はUSB Type-Aだ。写真のとおり、四角い昔ながらのUSB端子になっている。HORIの公式説明でも「Nintendo SwitchドックにUSB接続して使用します」と書かれている。つまり本体に直接挿すのではなく、ドック側のUSBポートを使う前提の製品だ。ここは接続環境によって話が変わってくるので、後ほどもう一度触れる。
【サイズが小さいことの意味】
幅は約130mm。HORIの標準サイズである「ホリパッド」は幅約155mmなので、25mmほど小さい。質量も約160gと軽い。
メーカーは「小さなお子様でも使いやすい」と案内しているが、大人が使っても持て余す小ささではなかった。むしろ連射専用のサブコントローラーとして持つなら、この大きさのほうが合っている。普段はProコントローラーを使って、連射が要る場面だけこれに持ち替える、という使い方をしたときに、収納場所を取らないのは地味に効く。
グリップは丸みのある形状で、指の収まりは悪くない。ただし手の大きい人が長時間握ると、標準サイズより窮屈に感じる可能性はある。ここは実物の寸法を見て判断してほしい。
【弱点|付いていないものが多い】
都合の悪い部分を書く。この製品には、Joy-ConやProコントローラーが持っている機能がほとんど載っていない。
- ジャイロセンサー、加速度センサー
- HD振動
- NFC(amiiboの読み書き)
- プレイヤーランプ、おしらせランプ
- HOMEボタンによる本体スリープ解除
ジャイロ非搭載は、ジャイロ照準を使うシューティングでは致命的になる。連射が欲しくてシューティングを遊ぶ人が、ジャイロが使えなくて困る。この組み合わせは実際に起こりうるので、遊ぶタイトルは先に確認したほうがいい。
そして地味に効くのがスリープ解除できないことだ。このコントローラーで本体を起こせないので、遊び始めるときは結局本体か別のコントローラーに触れることになる。1回あたりは数秒だが、毎回発生する。
これらは欠陥ではなく、価格帯と役割の割り切りだと思っている。この製品はメインコントローラーの代わりではなく、連射という一点を足すための道具だ。そう理解して買えば不満は出ない。
【今から買うなら後継機のほうがいい】
ここが、この記事でいちばん伝えたいことだ。
2026年4月に「ホリパッド TURBO ミニ for Nintendo Switch 2」が発売されている。同じHORIの、同じミニサイズ、同じ連射機能を持った後継機だ。
| ホリパッド ミニ(僕が使っているもの) | ホリパッド TURBO ミニ for Switch 2 | |
| 発売 | 2020年7月 | 2026年4月 |
| 対応機種 | Nintendo Switch/PC | Switch 2/Switch/Switch(有機EL) |
| 幅 | 約130mm | 約13cm |
| 質量 | 約160g | 約170g |
| ケーブル | 約3.0m/Type-A | 約3m/Type-A |
| 連射 | 秒間5/10/20回、ホールド対応 | 秒間約5/10/20回、ホールド対応 |
| Cボタン | なし | あり(ゲームチャット呼び出し) |
| 希望小売価格 | 2,480円+税 | 3,280円(税込) |
見てのとおり、連射の仕様はほぼ同じで、対応機種だけが広がっている。後継機はSwitch 2に加えて旧Switchと有機ELモデルにも対応する。逆に僕が使っている旧モデルの対応表記はSwitchとPCまでだ。
そして価格だ。希望小売価格だけ見ると後継機のほうが800円高い。ところが旧モデルは2020年発売でそろそろ流通が細くなっており、店によっては後継機の実売価格を上回ることがある。新しくて対応機種が広いほうが安い、という逆転が起きうる。
後継機にはCボタンが追加されていて、Switch 2のゲームチャットを呼び出せる。旧モデルにはない。Switch 2を持っているなら、ここは素直に新しいほうを選ぶ理由になる。
なお後継機も、ジャイロ、加速度センサー、HD振動2、amiiboの読み書き、本体のスリープ解除、ヘッドホンマイク端子は非搭載とされている。付いていないものの多さは、世代が変わっても変わっていない。ミニサイズの連射コントローラーというのは、そういう製品だ。
僕が旧モデルを使い続けているのは、単に先に買っていて、まだ問題なく動いているからにすぎない。これから連射コントローラーを1つ買うなら、後継機を買うほうが素直だと思う。
【接続環境は買う前に確認したほうがいい】
先に触れた端子の話に戻る。
このコントローラーの端子はUSB Type-Aで、HORIの公式説明はドックへの接続を前提にしている。本体側のポートはType-Cなので、ドックを使わない環境ではそのままでは挿さらない。Nintendo Switch Liteのようにドックを持たない本体で使いたい場合は、Type-CからType-Aに変換できるハブなどが別に必要になる。
そして重要な点として、HORIが公式に案内している対応機種にNintendo Switch Liteの記載はない。変換して物理的に挿せることと、メーカーが動作を保証していることは別の話だ。Liteで使うつもりなら、そこは自己責任の領域になる。
後継機のほうも接続方式はUSB Type-Aなので、この事情は変わらない。「どのポートに挿すのか」を先に決めてから買ったほうがいい。コントローラー本体のレビューでは触れられにくいが、実際にはここでつまずく人がいるはずだ。
【向いている人/向いていない人】
向いている人
- 連射・連射ホールドが欲しい人(純正には存在しない機能)
- 周回や作業系のプレイを長時間する人
- メインとは別に、小さいサブコントローラーを1つ置いておきたい人
- 手が小さい人、子ども用に用意したい人
- ドックのUSBポートが空いている人
向いていない人
- ジャイロ照準を使うタイトルを遊ぶ人
- HD振動やamiiboを使いたい人
- これ1台をメインコントローラーにしたい人
- 携帯モードで遊ぶことが多い人
- ドックを使わない環境で、変換機器を増やしたくない人
【まとめ】
ホリパッド ミニは、「連射」というひとつの機能を、任天堂ライセンス商品という安心感つきで足すための道具だった。小さくて軽くて、有線であることも用途を考えれば欠点になりにくい。使っている範囲では不満はない。
ただ、これから買う人に同じものをすすめる理由は薄い。後継の「ホリパッド TURBO ミニ for Nintendo Switch 2」は、連射の仕様がほぼ同じまま対応機種が広がり、Cボタンが増え、価格も条件次第では下回る。旧モデルを選ぶ積極的な理由があるとすれば、メカニックレッドのようなカラーがどうしても欲しい場合くらいだと思う。
製品としての評価と、今それを買うべきかは別の話だ。僕は満足して使っているし、それでも「今なら新しいほうを買う」と書く。連射コントローラーを探している人には、そのまま後継機の型番を見てもらったほうが早い。
※本記事は、僕が実際に購入して使用している製品について書いています。スペックはHORI公式製品ページおよびメーカー発表資料に基づきます。後継機については未購入のため、公表されている仕様の比較のみを行っており、使用感の評価はしていません。
※対応機種・動作保証はメーカーの公式案内をご確認ください。変換機器やUSBハブを介した接続は、メーカーの動作保証対象外となる場合があります。本体のシステムアップデートにより、周辺機器の動作状況が変わる可能性があります。
※価格・在庫・カラー展開・仕様は販売店や時期によって変動します。旧モデルは流通状況により価格が変動しやすいため、購入前に必ず両モデルの最新価格をご確認ください。
※Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、Joy-Con、amiiboは任天堂株式会社の商標です。
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※本記事の作成にあたり、文章の構成・編集にAIを利用しています。掲載内容の最終確認は僕自身が行っています。
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