【レビュー】Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim) ─ 薄型×マグネット×Qi2の“日常最強”モバイルバッテリー

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Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim) Qi2認証 ワイヤレス充電 最大出力15W MagSafe対応 マグネット式ワイヤレス充電対応 コンパクト 薄型 小型 iPhone 15 / 14 / 13 / 12 シリーズ専用 楽天で購入

「できるだけ薄く、でも1日を余裕で乗り切れる容量がほしい」。そんなニーズに刺さるのがAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)です。Qi2対応の最大15Wマグネット式ワイヤレス充電と、USB-C最大30Wの有線急速充電を両立。約15mmの薄型ボディに1万mAhを収め、通勤・通学から外回り、旅行のサブ電源まで幅広くカバーします。本記事では、携帯性・充電性能・使い勝手・注意点をプロブロガー目線で詳しくレビューします。


はじめに:MagGo「Slim」ってどんな立ち位置?

MagGoシリーズは、iPhoneの背面にピタッと吸着して無線充電できる「マグネット式」を特徴とするライン。中でも本機は薄型&フラット形状に振ったモデルで、バッグや内ポケットに入れてもかさばりにくいのが魅力です。表示ディスプレイやスタンド機構などの“装飾”を削り、普段使いの根幹である携帯性と充電速度にリソースを振っているのがポイント。


デザイン・質感:毎日持ち歩ける薄さ

サイズは約104 × 71 × 15mm、重さ約207g。名刺入れを一回り厚くしたようなシルエットで、スマホと重ねても段差が少なく、片手持ちでも安定します。表面は指紋が目立ちにくいマット仕上げ。カラーはホワイト/ブラック/ピンク/ミントブルーの4色展開で、ケースやスマホの色に合わせやすいのも嬉しいところ。


磁力と取り回し:吸着は強め、外しやすさも良好

背面のマグネットがiPhoneのMagSafe位置としっかり合致。歩行中に軽く振ってもズレにくい一方、端から指を差し込めば無理なく取り外せます。
※15WのQi2ワイヤレス充電はiOS 17.4以降のiPhone 12シリーズ以降が対象。MagSafe非対応ケースでは吸着・給電ともに不安定になるため、MagSafe対応ケースの使用が前提です。


充電性能:Qi2 15W+USB-C 30Wの“二刀流”

  • ワイヤレス:Qi2で最大15W。ケーブル不要で装着=充電開始の手軽さが秀逸。SNSや地図を見ながらでもケーブルが邪魔になりません。
  • 有線(USB-C):スマホや小型タブレットに最大30Wで急速充電。外付けSSDなどの小物も短時間で給電できます。
  • 入力(充電):USB-Cから最大30Wで本体をクイックにリチャージ可能。
  • パススルー対応:本体を充電しながらスマホにも給電できるため、デスクでの“ドック”的な使い方が可能です。

日中はマグネットで“ながら充電”、帰宅後はケーブルで一気に回復といった使い分けができ、バッテリー切れの不安がグッと減ります。


容量とスタミナ:1万mAhの安心感

公称容量は10000mAh。実利用では充電ロスがあるため理論値どおりにはいきませんが、最新iPhoneを約1.5〜2回前後はしっかりケアできる感覚。動画撮影やテザリング多用の日でも、帰路までバッテリーを保たせやすいのが心強いです。


安全性・発熱対策:普段使いの安心を重視

  • PSE技術基準に適合し、過電流・過電圧・過熱などの保護機能を備えます。
  • 充電中は温かくなる場合がありますが、仕様上の範囲。衣類の内ポケットでの長時間連続運用などは避け、放熱を妨げない置き方を意識すると安心です。
  • 磁気を用いる製品のため、ペースメーカーや磁気カードには近づけないのが基本です。

使い勝手の細部:LED・付属品・細かな配慮

  • バッテリー残量LED:残量目安をパッと確認可能。外出前の“充電し忘れ”防止に役立ちます。
  • 付属品:USB-C to USB-Cケーブル(0.6m)と取扱説明書。別売りでも30W以上のUSB-C充電器があると本体の充電が速く済みます。
  • 仕上げ:滑りにくいマット面で、机上でもスマホを重ね置きしやすい質感です。

実際に使って感じたメリット

  • 薄くて持ち歩きやすい:約15mmのフラットボディはバッグの仕切りにもスッと入る。
  • ケーブルレスの快適さ:駅のホームや移動中でも、装着するだけで15Wのワイヤレス給電。
  • 「いざ」という時は30W有線:打ち合わせ前など、短時間で一気に回復させたい時に強い。
  • パススルーで据え置き運用:自宅・職場の定位置に置いて、電源ドックのように活用可能。

気になった点・注意しておきたいこと

  • MagSafe非対応ケースは不可:吸着・給電ともに不安定。ケース選びは要確認。
  • 同時給電の前提にはしない:ワイヤレスと有線の最大出力はそれぞれ別仕様。状況により出力が制御されるため、同時に“最大性能”を期待する使い方は想定外です。
  • 重量は約207g:薄いぶん体積は小さいものの、長時間を片手で重ね持ちする場合は手が疲れる人も。

どんな人に向いている?

ケーブルを抜き差しせず使いたい人、かつ「必要な時は有線で速く充電したい」人にベスト。外回り/出張の多いビジネスパーソン、テーマパークや旅行で1日スマホを酷使するユーザー、動画撮影や配信でバッテリー消費の激しいクリエイターにも相性良好です。


仕様まとめ(抜粋)

  • 容量:10000mAh
  • ワイヤレス出力:Qi2 最大15W(iOS 17.4以降のiPhone 12シリーズ以降)
  • USB-C出力:最大30W(5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 15V=2A / 20V=1.5A)
  • USB-C入力:最大30W(5V=3A / 9V=3A / 15V=2A)
  • パススルー:対応
  • サイズ・重量:約104 × 71 × 15mm / 約207g
  • 同梱物:USB-C & USB-Cケーブル(0.6m)、取扱説明書
  • カラー:ホワイト/ブラック/ピンク/ミントブルー
  • 製品型番:A1664(各色で末尾型番が異なる)

まとめ:薄く、速く、手軽。日常の“安心”を底上げする1台

MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)は、薄さ・マグネット・Qi2の15W・USB-C 30Wという“日常の快適”に直結する要素をバランス良くまとめ上げた実力機。小さな荷物で出かけたい日でも「とりあえずこれ1台」で安心でき、帰宅後の回復も速い。モバイルバッテリーの新定番として、自信を持っておすすめできる1台です。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim) Qi2認証 ワイヤレス充電 最大出力15W MagSafe対応 マグネット式ワイヤレス充電対応 コンパクト 薄型 小型 iPhone 15 / 14 / 13 / 12 シリーズ専用 楽天で購入
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