Apple Watch SE(第2世代)レビュー|“必要十分”を最短で。安全機能と日常の使いやすさで選ぶコスパモデル

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Apple Watch SE(第 2 世代)

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Apple Watch SE(第2世代)は、Apple Watchの「基準体験」を軽量・手頃な価格でまとめた定番モデルです。心電図や血中酸素、常時表示ディスプレイといった上位機能は省きつつも、転倒検出・衝突事故検出・緊急SOSなどの安全機能、ワークアウト計測、通知・通話・決済といった日常機能はしっかり搭載。40/44mmの2サイズ、50m耐水、最長“1日持ち”のバッテリーで、初めてのApple Watchにも家族の見守り用途にも合わせやすいのが魅力です。

総評(先に結論)

  • コスパ最優先なら最有力──通知・決済・ワークアウト・睡眠記録・安全機能が高い完成度でまとまる。
  • 軽くて快適──薄型(10.7mm)×軽量アルミの装着感。長時間の着けっぱなしでも負担が少ない。
  • 安全機能が強力──転倒検出と衝突事故検出で“もしも”に備えられる。
  • 割り切りも明確──常時表示非対応・心電図/血中酸素/皮膚温なし・急速充電非対応。ここに価値を求めるなら上位へ。
  • 家族利用に適性──GPS + Cellular版はファミリー共有設定で子どもやシニアの見守りにも活用できる。

デザイン・装着感|軽い。薄い。汗や雨を気にせず使える

ケースは40mmと44mmの2サイズ。アルミ筐体で軽量、裏ぶたは肌当たりの良い素材で長時間でもストレスが少ない仕上がりです。50m耐水(WR50)を備え、プールでのスイムも想定した設計。バンド互換は40mmが38/40/41mm、44mmが42/44/45mm系の多くと合います。普段使いの快適性に重点を置いた“クセのない造形”が美点です。

ディスプレイ|Retina(最大1000ニット)。ただし「常時表示」は非対応

明るい屋外でも見やすい最大1000ニットのRetinaディスプレイを搭載。手首を上げる、画面をタップする、デジタルクラウンを回す──といった動作で点灯します。上位のSeries/Ultraと違い、常時表示ディスプレイ(AOD)は非対応。文字盤の“点けっぱなし”を期待する場合は注意です。

パフォーマンスとOS体験|S8 SiPでキビキビ。日常の自動化が進む

チップはS8 SiP。アプリ起動やスクロールは軽快で、通知・返信・音楽コントロール・家電操作など“腕で完結する小さな操作”がノンストレス。watchOSのスマートスタックや集中モード連携で、必要な情報が必要な時に素早く呼び出せます。Siriのリマインダー登録、Apple Payのタッチ決済も日常の時短に直結します。

健康・運動計測|“日課”の見える化に必要十分

  • 心拍:第2世代の光学式心拍センサー。高/低心拍の通知不規則な心拍リズムの通知に対応(地域により提供状況は異なる)。
  • アクティビティリング:消費カロリー・運動時間・スタンド回数を毎日可視化。
  • ワークアウト:ラン/ウォーク/スイム/サイクリング等の豊富なモード。ペースやゾーン心拍などの指標も充実。
  • 睡眠:就寝・起床・睡眠段階(レム/コア/深い)を記録。就寝準備のアラートやショートカットも便利。

医療機器ではないため診断目的の利用はできませんが、生活習慣の可視化・改善という観点では十分。日々の“できた/できない”をリングで直感的に振り返れます。

安全機能|転倒検出・衝突事故検出・緊急SOS

加速度・ジャイロ・マイク・気圧高度などのデータを組み合わせ、激しい転倒や自動車の重大衝突を検知すると、自動で緊急通報・位置共有を行う仕組みを搭載。単独行動や夜間移動が多い人、ラン/サイクリングで屋外に出る人にとって大きな安心材料です。GPS + Cellularモデルなら、iPhoneが近くになくても通信が可能です(要契約)。

バッテリーと充電|“1日分”が基本。低電力モードで延命、ただし急速充電は不可

  • 公称駆動:通常利用で最大18時間オールデイバッテリー
  • 低電力モード:一部機能を制限して駆動時間を延ばせる。旅行や長時間の外出に有効。
  • 充電:Apple Watch磁気充電(USB-Cケーブル)。SE(第2世代)は急速充電に非対応。

就寝時に外して充電、朝にフルで出発──の“1日1回充電”運用が基本。夜間も装着して睡眠記録したい人は、起床〜出勤準備の30〜60分を“朝充電”に回すと回しやすくなります。

通信・位置・互換性|必要なところをちょうど良く

  • Wi-Fi:2.4GHz(802.11n)
  • Bluetooth:5.3
  • 測位:L1 GPS / GNSS(QZSS=みちびき対応)
  • 容量:32GB
  • UWB:非搭載(U1なし)
  • ファミリー共有設定:GPS + Cellular版なら、本人のiPhoneがなくても家族の1台として運用可能(地域・通信事業者の条件あり)。

耐久性・防水|日常とスイムに対応。粉じん等級は非対象

50m耐水(WR50)でプール/海の浅瀬のスイムに対応。ダイビングや高圧の水流、サウナ等は非推奨です。SEはSeriesやUltraに見られる粉じん等級(IP6X)表記はありません。ディスプレイはIon-Xガラスで、保護ケースや保護フィルムの選択肢も豊富です。

上位機との違い(選び方の指針)

  • SE(第2世代)で十分な人:通知・ワークアウト・睡眠・決済・見守り・安全機能を“軽く・安く”揃えたい。常時表示や医療寄りセンサーは不要。
  • Series系が向く人:常時表示ディスプレイ、より高精度なセンサー群(例:皮膚温)、より明るい画面や高速充電を求める。
  • Ultra系が向く人:登山・ダイビング等のハードユース、より長い駆動時間、専用ボタンや高い耐久を重視。

使いこなしのコツ

  • スマートスタックに「天気」「カレンダー」「リマインダー」「ショートカット」を配置して、必要情報にワンフリック。
  • ワークアウトの表示をカスタム(心拍ゾーン・ペース・高度など)して見たいデータを前面に。
  • 睡眠集中モードとアラームを連携し、就寝・起床の“儀式化”で習慣を固定。
  • 低電力モードは旅行や長時間移動だけでなく、会議や映画など“通知を減らしたい時間”のバッテリー温存にも有効。

メリット・デメリット

メリット

  • 軽量&手頃な価格でApple Watchの基礎体験を網羅
  • 安全機能(転倒/衝突検出・緊急SOS)が実用的。見守り用途にも。
  • ワークアウト/睡眠/通知/決済が“速く・簡単に”まとまる。

デメリット

  • 常時表示なしで、都度の点灯操作が必要。
  • 急速充電非対応のため、短時間でのフル復帰は苦手。
  • ECG/血中酸素/皮膚温などの上位センサーは非搭載。

よくある質問(FAQ)

Q. バッテリーはどのくらい持ちますか? A. 公式目安で最大18時間。低電力モードで延ばせます。就寝時の睡眠記録を使う場合は“朝充電”の併用がおすすめです。 Q. プールや海で使っても大丈夫? A. 50m耐水でプールや浅瀬のスイムに対応。ただしダイビング/高圧水流/サウナ等は避けてください。 Q. iPhoneがなくても使えますか? A. GPS + Cellularモデルなら、ファミリー共有設定で“本人のiPhoneなし”運用が可能(通信契約・地域条件あり)。 Q. 常時表示はありますか? A. 非対応です。常時表示が必須ならSeries/Ultra系をご検討ください。 Q. 急速充電はできますか? A. SE(第2世代)は急速充電に対応しません。通常の磁気充電での運用になります。

まとめ

Apple Watch SE(第2世代)は、「軽い・速い・安全・手頃」を高いバランスで実現した“最短距離のApple Watch”。上位の豪華機能はあえて削り、そのぶん毎日の使いやすさと価格に振った実用主義の1台です。通知・決済・運動・睡眠・見守りをまずはしっかり満たしたい人にとって、いまなお盤石の選択肢と言えるでしょう。

注:2025年9月時点では後継モデル(SE 第3世代)が発表されています。本記事はSE(第2世代)のレビューです。購入時は最新の在庫・価格・仕様差も合わせてご確認ください。

Apple Watch SE(第 2 世代)

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