在宅ワークや長時間のPC作業をしていると、気づけば猫背になって、首や肩がバキバキ…というのは正直あるあるだと思う。僕もまさにそれで、なんとか姿勢を改善したくてたどり着いたのが、今回レビューするAoviho(アオビホ)のノートパソコンスタンドだ。
結論から言うと、3,000円前後で姿勢改善ができる、コスパの良いPCスタンドだった。無段階で高さ・角度を調整できて、目線がグッと上がる。ただし、これは「使い方」を間違えると本領を発揮できない製品でもあるので、そこも正直に書いていく。
「結論」姿勢改善にコスパ抜群。ただし外付けキーボード前提
先に僕の結論をまとめておく。
- 無段階調整で目線が上がり、猫背・肩こり対策に効く
- アルミ製で質感が良く、デスクに映える
- ただし①直接タイピングするとぐらつく②やや重めで据え置き向き
この2つのクセ、特に「外付けキーボードを使う前提の製品」だと理解できるかどうかが、満足度の分かれ目になる。理由をじっくり話していく。
基本スペックをおさらい
- メーカー:Aoviho(アオビホ/中国・深センのブランド)
- 素材:アルミ合金(アノード酸化処理のマット質感)
- 調整:無段階の高さ・角度調整(高さ約2.5〜26.5cm/角度0〜50度)
- 対応サイズ:15.6インチまでのノートPC・大型タブレット
- 重量:約633g
- その他:折りたたみ式/通風穴で放熱/底部にキーボード収納可/2年保証
組み立て・セットアップはカンタン
「組み立てとか面倒くさそう」と思う人もいるかもしれないけど、心配いらない。ほぼ組み立て不要で、届いてすぐ使える。
折りたたまれた状態で届くので、2か所の回転軸を起こして好みの角度に立ち上げるだけ。付属の六角レンチで各関節の硬さ(ヒンジの固さ)を調整できるので、「angle調整がゆるい/硬い」と感じたら自分で締め具合を変えられるのが地味に親切だ。しかも滑り止めが剥がれたとき用の予備ゴムまで同封されていて、細かいところまで気が利いている。この価格帯でここまで付属品が揃っているのは、正直ちょっと得した気分になった。
無段階の高さ・角度調整で、目線がしっかり上がる
このスタンド最大の魅力は、無段階の高さ・角度調整だ。
段階式(カチカチと決まった位置でしか止まらないタイプ)と違って、無段階なので自分の目線にピッタリ合う高さに微調整できる。ノートPCを机に直置きすると、どうしても視線が下がって首が前に倒れてしまうけど、このスタンドで画面を目線の高さまで持ち上げると、自然と背筋が伸びる。実際に使ってみて、首や肩への負担が明らかに軽くなったのを感じた。ZOOM会議で自分の映りを良くしたいときも、カメラの高さを調整できて便利だった。姿勢改善や肩こり対策目的なら、この調整幅の広さは十分すぎる。
アルミの質感が良くて、デスクに映える
3,000円前後という価格の割に、質感がかなり良いのも好印象だった。アルミ合金にアノード酸化処理が施されていて、サラッとしたマットな手触り。安っぽさがなく、MacBookやiPadと並べても違和感なく馴染む。6つの通風穴のデザインもアクセントになっていて、ノートPCスタンド1つでデスクの雰囲気がちょっと良くなる。放熱対策にもなっているので、長時間作業でも安心だ。
【注意1】直接タイピングするとぐらつく(外付けキーボード推奨)
ここが、買う前に絶対に知っておいてほしいポイント。ノートPCに直接タイピングすると、けっこうぐらつく。
これはこのスタンドの構造上の特徴で、僕だけの感想じゃなく、複数のレビューでも「タイピング時に揺れるので外付けキーボードの使用を推奨」とされている。ノートPCを載せるだけなら安定しているんだけど、スタンドに載せた状態でキーボードを直接カタカタ打つと、画面が揺れて気になる。
じゃあダメな製品かというと、そうじゃない。これは「スタンドで画面を上げて、手元は外付けキーボード&マウスで打つ」という使い方を前提にした製品なのだ。実際、その使い方をすればぐらつきは一切気にならないし、姿勢も一番きれいになる。僕も外付けキーボードと組み合わせてからは、完全に不満がなくなった。「ノートPC単体で完結させたい人」には向かないけど、「外付けキーボードを使う人」には最高の相棒になる。
【注意2】やや重めで、基本は据え置き向き
もう一つ。このスタンドは約633gとやや重めで、正直「軽々持ち運ぶ」という感じではない。
折りたたみ式なので収納やカバンに入れること自体はできるけれど、レビューでも「据え置き向き」という声が多い。毎日カフェや出張先に持ち歩くというより、自宅やオフィスのデスクに据え置いて使うのがこのスタンドの本領だと思う。持ち運びメインで探しているなら、もっと軽量なモデルを見たほうがいい。逆に、据え置きで姿勢を整えたい人にはこの安定感と質感がしっかり効いてくる。
ノートPC以外にも使える。タブレット・書見台にも
意外と便利だったのが、ノートPC以外の使い道だ。このスタンドは大型タブレットにも対応しているので、iPadを立てて動画を観たり、レシピを見ながら作業したりするのにも使える。
さらに、角度を寝かせれば書見台(本を置くスタンド)としても優秀。資格の勉強で参考書を開いておいたり、資料を見ながらタイピングしたりと、1台で何役もこなしてくれる。「ノートPC専用」と思って買ったのに、気づけばデスクのいろんな場面で活躍していて、想像以上に元が取れた感じがある。
実際にいろんなシーンで使ってみた
数週間、いろんな場面で使ってみたので、シーンごとの感想も書いておく。
- 在宅ワーク:外付けキーボードと組み合わせて、一日中この姿勢。首・肩の疲れが明らかに減った
- オンライン会議:カメラの高さが上がって、相手からの見え方が自然に。見下ろす画角にならないのが◎
- 動画視聴:iPadを立てて、ながら見に。角度を自由に変えられて見やすい
- 勉強・読書:書見台として参考書を開いておける。手が疲れない
どのシーンでも共通して感じたのは、「目線が上がるだけでこんなにラクなのか」ということ。地味だけど、毎日の積み重ねで効いてくる差だと思う。
メリットとデメリット
メリット
- 無段階調整で目線にピッタリ合わせられる
- 猫背・肩こり・腰痛対策に効果的
- アルミの質感が良く、デスクに映える
- 通風穴で放熱対策、底部にキーボード収納も可能
- 3,000円前後というコスパの良さ
デメリット
- 直接タイピングするとぐらつく(外付けキーボード推奨)
- 約633gとやや重めで、基本は据え置き向き
- 角度調整時に少し力が必要
- 17インチクラスの大型ノートには非対応
こんな人におすすめ
- 猫背や首・肩こりを、デスク環境から改善したい人
- 外付けキーボード&マウスを使って作業する人
- 在宅ワークやオンライン会議で、画面・カメラの高さを上げたい人
- 安く、でも質感の良いスタンドが欲しい人
まとめ|外付けキーボード派なら、コスパ最高の姿勢改善スタンド
数週間使ってみた僕の正直な感想として、Aovihoのノートパソコンスタンドは「3,000円前後で姿勢改善が叶う、コスパの良い据え置きスタンド」だった。
- 無段階調整で目線が上がり、猫背・肩こり対策に効く
- アルミの質感が良く、デスクにも映える
- ただし「直接タイピングはぐらつく(外付けキーボード推奨)」「据え置き向き」の2点は要理解
大事なのは、これは「外付けキーボードと組み合わせて、据え置きで使う」のが正解の製品だということ。その使い方さえ押さえれば、価格以上に姿勢がラクになる頼れる一台だと思う。僕自身、これと外付けキーボードのおかげで、長時間作業の首・肩の疲れが目に見えて減った。「デスクの姿勢をなんとかしたい」という人には、まず試してほしいスタンドだ。


